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金融機関観察スレッド

2676とはずがたり:2016/04/14(木) 07:58:10
>預金が集まってきても運用先がないばかりか、そのままでは残高の増加分にマイナス金利が課される、日本銀行の当座預金に資金を入れるほかなくなってしまうからだ。
銀行版のタンス預金みたいに自分で持ってるだけではダメなんか?

マイナス金利で勃発!金融界のマネー押し付け合い
http://diamond.jp/articles/-/87817
週刊ダイヤモンド編集部 2016年3月15日

「収益計画の大幅な見直しについて、ご理解いただきたい」

?2月中旬、マイナス金利政策のスタート直後に開かれた意見交換会の場で、地方銀行から金融庁に対してそんな泣きが入った。

?銀行にとって、資金の調達コストに当たる預金金利はゼロに近づいて下げ止まる一方、収益に当たる資金運用サイドの金利はマイナス圏に突入するなど、“底なし沼”の状態だ。銀行界では、「これが通常の金利水準と言われたら経営が成り立たない」(中位地銀首脳)といった悲鳴が響いている。

?そんな金利水準の状況下で、銀行界ではにわかに「預金リスク」が浮上している。預金が集まってきても運用先がないばかりか、そのままでは残高の増加分にマイナス金利が課される、日本銀行の当座預金に資金を入れるほかなくなってしまうからだ。

?そのため、銀行間で預金の押し付け合いが始まっているという見方が広まってきた。その証左の一つが、全国銀行協会が3月7日に公表した預金・貸出金速報だ。

?2月末時点で、都市銀行(三菱東京UFJ、三井住友、みずほ、りそな、埼玉りそなの5行)の預金残高合計は前月末比で約8.4兆円、2.8%も増え、前年同月末比では約17.2兆円、5.9%と大幅な伸びを記録した。一方、地銀の伸びは小幅にとどまった。

?ここから浮かび上がってくるのが、地銀が都銀へ預金を押し付けている構図だ。かつて銀行の飯の種だった預金が「ババ抜きのババ扱い」(金融庁幹部)されるという異常事態を告げているのだ。

金融界での負担分担議論

?この状況に拍車を掛ける別の異常事態までが発生している。

?短期国債などで運用するマネー・マネジメント・ファンド(MMF)は、マイナス金利政策による国債利回りの低下で安定運用ができなくなり、全社で販売停止になった。それだけでなく、資金を投資家に償還する事態にまで追い込まれるケースが相次いでいるのだ。

?また、MMFの類似商品で、「証券会社の普通預金」とされるマネー・リザーブ・ファンド(MRF)も、マイナス金利政策の余波による元本割れリスクで存続が危ぶまれる状況に陥っている。

?そのため、MMFとMRFの償還資金が証券会社に流入し、それが銀行へ横流しされるリスクが高まっている。「流入を阻止する防衛策が必要」(大手地銀幹部)と、銀行界は警戒を強めている。

?この状況について、ドイツ証券の村木正雄アナリストは、マイナス金利のコストを誰がどこまで負担できるのか、「金融機関の間でシェアリング(分担)の協議が水面下で進んでいる」とみている。

?マイナス金利が付いて回る、行き場を失ったマネーは今後もさまざまな異常事態を誘発し、金融界で“ババ扱い”が続くとみられる。

(「週刊ダイヤモンド」編集部?鈴木崇久)


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