米ゴールドマン・サックス・グループはニューヨーク州当局への届け出で、今年の人員削減計画を拡大することを明らかにした。109人が対象となる可能性がある。
同行は2月にニューヨーク州労働局に提出した届け出を修正し、対象となる従業員の数を43人から引き上げた。24日に掲載された今回の届け出では人員削減が計画されている期間も5月9日ー12月31日に延長された。従来は7月1日までに完了する予定だとしていた。
どちらの届け出でも対象となる人員の職種などは明らかにされておらず、両方とも削減の理由は「経済的」とされている。ゴールドマンの広報担当者は現時点ではコメントできないと述べた。
関係者が今月明らかにしたところによると、ゴールドマンは既に債券部門で、同行全体で通常行われる業績下位者の削減よりも大幅な人員削減を実施する方針を決定していた。同行は通常、新規採用の余地を作るため全従業員の約5%を削減している。
原題:Goldman Expands Job-Cutting Plan in Filing to Include 109 People(抜粋)