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金融機関観察スレッド

2661とはずがたり:2016/03/08(火) 12:04:58
G20声明 銀行、過度な資本規制に歯止め 3メガ銀安堵
産経新聞 3月8日(火)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160308-00000085-san-bus_all

 2月下旬に中国・上海で開催された20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、銀行の国際資本規制について「資本賦課(自己資本の保有義務)の全体水準をさらに大きく引き上げない」との声明が採択され、日本の金融機関には安堵(あんど)感が漂っている。メガバンク幹部は「過度な規制に歯止めがかかる意義は大きい」と打ち明けた。

 日銀の「マイナス金利政策」の影響で邦銀の収益悪化が懸念される中、規制がさらに強まれば、金融仲介機能が損なわれて中小企業への貸し渋りなどが発生する恐れもある。G20に同行した財務省担当者は「銀行のバランスシートが不適切に圧迫されるとの日本側の強い主張が取り込まれた」と成果を強調した。

 資本規制をめぐっては、リーマン・ショック後に銀行の破綻を避けるため「バーゼル3」が導入され、自己資本比率8%以上への引き上げが求められた。

 2019年からは、国際展開する巨大金融機関への新たな資本規制「TLAC」が適用される。昨年11月のG20首脳会合では、世界の大手金融機関30行の資産に占める自己資本の最低比率を19年に16%、22年に18%と2段階で引き上げることを申し合わせた。経営危機時に税金を投入しないで破綻処理する仕組みだ。

 この30行に含まれるみずほフィナンシャルグループなど3メガバンクは「無理なく対応できる水準」(金融庁)としている。

 銀行規制は、各国の金融当局で組織する金融安定理事会(FSB)のほか、複数の枠組みが同時並行で議論されており、今後も強化される方向だった。今回の合意で、規制強化に一定の歯止めが掛かりそうだ。

 こうした中、三井住友フィナンシャルグループは9日にTLACに対応した新型社債を計40億ドル(約4500億円)発行するが、140億ドル超の注文が入った。三菱UFJフィナンシャル・グループが1日発行したTLAC債は110億ドルの注文があり、発行額を当初想定から20億ドル積み増し、50億ドルとした。みずほも新規制への対応を強化する構えだ。(飯田耕司)


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