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金融機関観察スレッド

2629とはずがたり:2016/02/12(金) 22:51:47
>>2628-2629
<運用の高度化はこれから>

アングル:ゆうちょ銀、マイナス金利と限度額上げの二重苦c REUTERS アングル:ゆうちょ銀、マイナス金利と限度額上げの二重苦
日本郵政の関係者は「運用資産が大きいのは、分散投資がいろいろできるという意味では強みになる。しかし、当面は非常に厳しい」と話す。

昨年12月時点で、ゆうちょ銀の運用資産は205.5兆円。このうち40.8%が国債だ。国債中心のポートフォリオ構成からの脱却を目指し、外債へのシフトを急ピッチで進めているものの、国債が運用資産の柱であることに変わりはない。

ゆうちょ銀の2015年4―12月期の業務粗利益は1兆1379億円。だが、このうち1兆0607億円が有価証券の利息や配当などで得られる資金利益で占められている。

しかも、国内部門の資金利益は7600億円に上り、保有する国債からの利息収入が利益の大半を稼ぎ出す構図が鮮明だ。

SMBC日興証券・アナリストの佐藤雅彦氏は「ゆうちょ銀行は国内資金利益への依存が高い。将来的に他の銀行に比べ、マイナス金利の影響が出やすい」と指摘する。

国債のイールドカーブが押しつぶされ、長期金利のマイナス圏定着も予想される中、国債の償還分や新規投資をどこに振り向けるかが課題になる。

日銀当預の一部にマイナス金利が付けられることで、当預を過度に積み増すことはできない。郵政のある関係者は、安定運用の観点から株式投資の拡大には反対だと述べている。

ゆうちょ銀の幹部は12日の会見で、運用先の多様化に向け、通貨先物やREIT(不動産投資信託)などへの投資ができるよう、金融庁への認可申請の準備を進めていることを明らかにした。

ゆうちょ銀は、運用の高度化に向け、ゴールドマン・サックス証券の元副社長の佐護勝紀氏を運用責任者として招くなど、体制を整えてきている。マイナス金利や規模の拡大に伴う逆風を打ち返せるかどうか、その手腕が問われている。

(和田崇彦 編集:田巻一彦)


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