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金融機関観察スレッド

1■とはずがたり:2002/11/07(木) 17:40
銀行・証券・信託銀行・生保・損保といった金融機関とその子会社・関連会社の観察スレッド

2595とはずがたり:2015/11/02(月) 21:29:12
銀行の窓口販売で出遅れたのが日生。ドコモと組んで反攻と行きたいらしい。

NTTドコモが生保の窓販開始、懸念される問題点
2015/11/02 in ビジネストレンド
http://zuuonline.com/archives/87637

 NTTドコモ <9437> と日本生命保険が業務提携を発表し、2016年夏からドコモショップの窓口にて生命保険の販売取り扱いを始める。全国各地にある約2400あるショップのうち、まずは十数店に限定しての取り組みとなるが、保険販売店舗を順次拡大する。ドコモ側としては、保険販売の手数料収入による増収を期待しているが、畑違いの金融商品を扱うことに対して懸念も声もある。
店内に保険専門カウンターを設置
 携帯電話の新規契約の獲得が頭打ちとなっており、携帯電話会社各社とも事業の多角化を模索している。保険窓口販売は、ドコモが日本生命の販売代理店として契約をし、ドコモの店頭にて来店客を相手に保険商品の販売を行う。
 販売カウンターは携帯電話のカウンターとは別に設け、専門のスタッフが顧客対応を行うが、当然、保険販売には保険募集人などの資格が必須である。ドコモは保険販売スタッフの確保と教育体制の整備が必要だが、教育研修や人材派遣、業務運営に関して日本生命が全面的にサポートをする提携内容だ。
 ドコモは従前より、携帯電話から申し込みができる保険サービスを自社の携帯サイト内で展開していた。東京海上日動火災保険との提携による自転車保険、医療保険、ワンタイム保険(傷害保険)、さらにはアイペット損保とのペット保険の提携により、取扱商品を徐々に広げつつあった。これらの保険については、月々の保険料金は携帯電話とまとめて支払いが行えるようになっている。同業他社であるauやソフトバンクも自社サイト経由の保険販売を同様に行っているが、実店舗での本格的な保険販売に乗り出したのはドコモが初めての試みとなる。
 布石を整えつつ、手数料収入による増収を目論むべく保険ビジネスへの本格的な参入を至ったわけだが、日本生命側にとってもこのたびの提携事業は、従来の販売チャネルである生保レディや保険販売代理店以外の販路開拓をすることを期待している。

一筋縄ではいかない保険の窓口販売
 保険商品は原則として値引き競争をすることができない。しかし、生命保険会社のプロパー商品ではなく、ドコモ専用の生命保険を開発して販売することや、保険契約者対象のお得な携帯料金プランの提供などの顧客優遇対策が企画される見込みだ。
 現状のところ、店頭で契約された保険の保険料は、顧客が保険会社へ支払う態勢だなっているが、将来的には月々の保険料金と携帯料金をドコモからまとめて一括請求できる顧客にとって利便性のあるシステムの構築も検討されている。

2596とはずがたり:2015/11/02(月) 21:29:26
>>2595-2596
 しかし、保険販売は一見手軽そうにみえて、一筋縄ではいかない。金融商品販売法などにより多数の規制を受けている商品であるため、顧客とのトラブル防止のためにも販売には細心の注意が必要である。
 保険商品の窓口販売といえば、銀行が先行している。銀行での保険商品の窓口販売は2007年に全面解禁され、2014年度の販売総額は過去最高の6兆円にも達した。超低金利の円預金や定期よりも有利なリターンが期待できるため、特に外貨建て保険や一時払い終身保険を中心に人気を集めた。
 しかし、保険商品は預金と違って元本が保証される商品ではなく、いざという時に中途解約をしたいと申し出ても、場合によっては解約返戻金が当初の金額を下回ることがある。こういったトラブル事例が銀行でも起きており、販売時にそのリスクが十分に説明されていなかったとして、顧客とのトラブルになるケースもある。特に高齢者への販売の際は通常よりも慎重な取り扱いが必要だ。

販売員のスキルレベルはいかに
 保険は消費者契約法にのっとり、いったん契約をしても原則として8日以内であれば申し込みを撤回できるというクーリングオフ制度が適用されている。当然、商品知識に加え、クーリングオフの概要を販売員は十分に理解し、顧客に説明しなければならない。保険販売は、販売員に法令順守の精神と、十分な説明スキルという高い能力が求められる業務。金融のプロであるはずの銀行員による販売であるにもかかわらず、保険販売には数々の課題が存在しているなか、携帯電話会社の窓口で十分な商品説明と顧客の納得が得られるのかというところはいまだ未知数だ。
 現時点でのドコモの窓口販売における提携先は日本生命の1社だが、ゆくゆくは複数の生命保険会社の商品から保険商品を選べる、いわゆる保険ショップの役割も兼ね備える店舗に拡大することが想定されている。
 携帯ショップで保険も契約できると考えれば便利ではあるが、その反面、失われるものもある。まだ計画が発表されたばかりで、日生が教育など人材面でのサポートをするとのことだが、ドコモショップ内のカウンターで保険を販売するスタッフのレベルがどれほどのものかは、しっかりと見極める必要があるだろう。 (ZUU online 編集部)


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