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金融機関観察スレッド

2443とはずがたり:2014/10/08(水) 13:12:16
【経済Q&A】
シティ 個人向け業務売却へ 海外利用 利便性低下も
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/economic_confe/list/CK2014091302000196.html
2014年9月13日

 米系シティバンク銀行が国内の個人向け業務を売却し撤退することを検討している。12日に第1回の入札が行われ、国内大手銀行など複数の金融機関が応札した模様。シティバンクの預金口座を持っている人にはどんな影響があるのだろうか。 (須藤恵里)
 Q なぜシティバンクは日本での個人向け業務の売却を検討しているの?
 A 収益が低迷しているからだ。シティバンクが日本に進出したのは一九〇二年。富裕層の顧客が多いのが特徴で、株式投信の販売や資産運用の手数料収入で利益を上げてきたが、超低金利が続く日本では、資産運用で収益を確保する米国流のやり方は難しいと判断したようだ。国内の銀行は個人から集めた預金を企業に貸し出して利ざやを稼いでいるが、シティバンクは日本では支店も少なく貸出先を多く持たず、収益基盤が弱かった。
 Q 預金はどうなるの?
 A 国内で約三兆八千億円を預ける預金者を守るために国内の金融機関に業務を引き継ぐ方針だ。
 Q 個人客に影響は?
 A 預金は守られるが利便性は下がるかもしれない。シティバンクは世界中の約百六十の国や地域に支店網があり、提携金融機関も含め二百万台の現金自動預払機(ATM)が利用できる。預金者は同行に円の預金口座を持っていれば、同じ銀行カードで世界中のATMで現地通貨を引き出すことができた。このため海外出張の多いビジネスマンらが口座を持っている。日本の銀行が業務を買収した場合、シティが持っている世界的なATM網が使えなくなる可能性はあり、「同じようなサービスを引き継ぐのは難しいのでは」(国内大手銀行)との声が出ている。サービスを引き継ぐには多額のシステム改修費が必要との見方もある。
 Q 入札に応じた国内銀行はどういった点に興味を示しているのかな。
 A 国内銀行が注目するのは、シティバンクが持つ一兆円規模の外貨預金だ。銀行は、海外で融資をする際に必要なドルなどの外貨を調達する場合、手数料を払って円から換金している。シティバンクを買収すれば外貨預金が手に入る。
 シティの顧客に富裕層が多いことも魅力。だが、売却によってこれまでの利便性が低下するなら、顧客が離れて預金も減ってしまう可能性はある。店舗を引き継ぐと、首都圏で大半の店舗が重複するという問題もある。国内銀行はそれらを見極めていくことになる。

◆一次入札実施 大手6行応札
 米国系のシティバンク銀行は十二日、国内の個人向け業務から撤退するため、営業譲渡先を絞り込む一次入札を実施した。譲渡を打診した十数行のうち三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行など大手六行が入札に応じたもようだ。この他の銀行が応札した可能性もある。
 今後の二次入札などで個人部門の譲渡先を決め、二〇一四年度中にも売却を完了させる。売却額は業務全体で数百億円とみられる。残る三行は三井住友信託銀行、りそな銀行、新生銀行。


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