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金融機関観察スレッド

2288チバQ:2012/06/26(火) 00:18:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120626-00000001-mai-bus_all
<日興前役員逮捕>漏えい体質根深く 日本市場離れに懸念
毎日新聞 6月26日(火)0時10分配信

 取引先企業の株式公開買い付け(TOB)を巡り、インサイダー取引に関与したなどとしてSMBC日興証券の前執行役員、吉岡宏芳容疑者(50)が25日、横浜地検に逮捕されたことで、企業の機密情報を扱う証券会社の「情報漏えい体質」が改めて問題視されそうだ。日興では今年4月、公表前の増資情報を漏らし株取引を勧誘していたことが発覚。一方、野村証券でも情報漏えいが判明している。相次ぐ証券会社の不祥事に、市場関係者からは「投資家の日本市場離れにつながる」と懸念の声が上がっている。

 25日夜に会見した日興の渡辺英二社長は「ご迷惑をかけ、おわびしたい」と陳謝。そのうえで「組織的な関与はなかったと認識している」と語り、「(情報管理体制の)改善に努めることが私のやるべきこと」として自らの辞任も否定した。

 吉岡容疑者は三井住友銀行の出身。09年秋に日興の前身・旧日興コーディアル証券に出向し、同証券の執行役員となった。しかし、今回の問題に伴う捜査を受けて今年3月に人事部付となり、5月には出向元の銀行側が「銀行時代に逮捕容疑と別に顧客情報を漏えいした」などとして懲戒解雇した。

調査委を設置 日興は25日付で社外弁護士ら3人で構成する調査委員会を設置し、事実関係を解明し、再発防止策などの検討を行う方針。吉岡容疑者は同日逮捕された金融会社社長と銀行時代から融資などを巡ってトラブルを抱えていたとの情報もあり、三井住友銀行自身も「全容を解明し、対応策を立てる」考えだ。

 日興では4月、公表前の公募増資情報を顧客に漏えいし、株の売買を勧めたとして、証券取引等監視委員会から処分勧告を受け、渡辺社長の役員報酬を15%減給するなどの社内処分を行ったばかりだ。

 相次ぐ不祥事に、渡辺社長は会見で、「信頼回復に責任を持って当たる」などと釈明に追われた。

 証券業界では「次々と生じる不祥事で、営業現場では顧客から『御社は大丈夫?』と警戒される。機関投資家との面会も難しくなり、影響が出ている」と困惑も広がる。

 一方、ある市場関係者は「日本の証券業界の信頼が大きく損なわれ、このままでは投資家の日本市場離れにつながる」とし、批判を強めている。【浜中慎哉、竹地広憲】

 ◇キーワード=インサイダー取引

 企業の公募増資や株式公開買い付け、新商品開発などの情報を入手した内部関係者が、公表前にその企業の株を売買する不正行為。内部情報を提供しただけでは処罰されないが、今回は不正な株取引をした投資家と共謀したとみて、横浜地検がSMBC日興証券の前執行役員も逮捕した。

 インサイダー取引を巡っては、今年3月以降、証券取引等監視委員会が企業の公募増資に絡み不正な取引をしたとして、旧中央三井アセット信託銀行(現三井住友信託銀行)などを相次いで摘発。10年に実施された企業の公募増資に絡む不正取引で、野村証券が計3件の増資情報を漏えいしていたことも発覚した。野村は今後、社内調査結果と関係者の処分を発表する予定だ。


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