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金融機関観察スレッド

2248とはずがたり:2012/01/23(月) 10:24:00
三井住友銀との統合は実現難しそうやけど,とりま三井住友信託銀行の成立を祝いたい♪次は三井住友倉庫と三井住友化学(破談したけど…)と三井住友生命と三井住友重工業()だな(゚∀゚)

【Monday i.】信託銀 メガVSグループ力
2012.1.23 05:00
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120123/bse1201230502001-n1.htm

 ■「三井住友」4月誕生 迎え撃つ2行

 大手信託銀行3行が合併する「三井住友信託銀行」の誕生を4月に控え、業界内では競争力強化の動きが活発化している。競合する三菱UFJ信託銀行、みずほ信託銀行は、系列のメガバンクと協力体制を築き、対抗する構え。競争激化の結果として、停滞が続く信託業界の活性化を期待する声もある。

 ◆みずほが法人開拓

 高松市の一等地に立つビル。23日、みずほ信託銀行の高松営業部が実稼働に入る。同行の四国への拠点展開は初めてだ。

 同ビルにはみずほ銀行、みずほコーポレート銀行なども拠点を置く。「主に法人顧客の開拓でグループ連携を図りたい」。みずほ信託幹部は意気込む。

 みずほ信託は首都圏のみずほ銀行の支店内に信託専用のトラストラウンジを12カ所設置。4月までに大阪、埼玉にも増設予定だ。さらに、今月末からみずほ銀行の幹部候補を5人ずつ引き受け、3カ月かけて信託のノウハウをたたき込む。拠点、人材、営業力…。メガバンクとの連携を最大限活用する戦略だ。

 ◆三菱UFJは開発力

 三菱UFJ信託銀行は商品開発力で勝負をかける。同社フロンティア戦略企画部長の星治氏(49)は「業界にない“とんがった”商品を送り出す」。

 同部の代表的商品には、金や銀など貴金属現物と交換が可能な商品現物型上場投資信託(ETF)「金の果実」がある。人気ランキングで10位以内をキープする人気商品の開発は三菱商事などとの連携で実現した。今後、銀行、証券、商社など三菱グループ全体を巻き込んで、さらなる商品開発に注力する。「外国の有価証券なども組み込んだ上場投信を開発していく」(星氏)。

 こうしたみずほ信託や三菱UFJ信託の取り組みの背景には、4月に誕生する三井住友信託銀行への脅威がある。

 三井住友信託銀は、三井住友トラスト・ホールディングス(THD)傘下の住友信託銀行と中央三井信託銀行、中央三井アセット信託銀行の3行が合併して発足する。拠点数や人員数で、2位の三菱UFJ信託に2倍近い差を付ける。

 同行の社長に内定している常陰均・三井住友THD会長(57)は「リテール営業の前線の人員を大幅に増員し、収益力を高めたい」と、人海戦術を仕掛ける構えだ。

 2015年度までに、客先を回り投資信託や保険商品などを販売する人員を、他部署からの配置転換などで現在の3行合計より400人増やし、1700人体制にする。投信・保険の販売額は、現在の年間約1兆4000億円から、15年度には1兆8000億円に引き上げるという。

 ◆「活性化に期待」の声

 最大手の仕掛けに、グループ連携で対抗するみずほ信託や三菱UFJ信託。競争激化は必至だが、一方で業界の活性化につながるとの期待を寄せる向きもある。信託銀行全体の業績推移をみると、本業のもうけを示す業務純益が業界全体で右肩下がりで、停滞感が漂うためだ。

 投信などの販売、企業年金や富裕層の資産運用、不動産仲介、証券代行など、多様な業務を担う信託銀行だが、商業銀行に比べても、収益力の弱さが目立つ。「市場環境の悪化に加え、新規の顧客基盤を開拓できていない」(信託銀関係者)。

 その課題にどう取り組むか。みずほ信託は「中小企業のオーナーなど、新しい富裕層」に照準をあわせる。三菱UFJ信託は英豪の資産運用会社と提携するなど、視野を海外に広げる。一方、三井住友THDは「国内の資産家は、財産を増やすより残すことに重点を置く。そこを業界トップの提案力で掘り起こす」と、“受けて立つ”。

 メガ信託誕生による競争激化が、顧客基盤の拡大、ひいては各社の収益力向上につながるか。信託銀が他の金融機関との重複感を払拭できるかも問われる。業界には、商業銀行や証券も含めたもう一段の業界再編を予測する声もある。(高山豊司)


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