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金融機関観察スレッド

2223チバQ:2011/10/15(土) 22:44:24
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20111015/ecn1110151447003-n1.htm
大和証&あおぞら銀がタッグ!“破局者”同士の思惑2011.10.15
. 大和証券グループ本社とあおぞら銀行が企業買収(M&A)業務で提携し、年内にも合弁会社をつくることになった。2009年に三井住友銀行(SMBC)と設立した「大和証券SMBC」の合弁契約を解消し、10年間続いたメガバンクとの協調路線から自主独立を選択した。

 しかし、メガバンクとの決別は、予想以上に営業で痛手を被り、株式や社債発行時の主幹事業務をSMBCに取られ、M&A業務に欠かせない資金の手当てにメドが付いていなかった。

 そこで大和は資金パートナーを探し、提携にこぎつけたのがあおぞら銀行。「いわゆるハゲタカファンドが後ろに控えるだけに、大和との投資ファンド設立に理解を示した」(証券業界関係者)との見方も出ている。

 両社が作る新会社は「大和あおぞらファイナンス」。大和グループで法人分野を担う大和証券キャピタル・マーケッツと、グループの投資会社の2社で50%、あおぞら銀行が50%を出資する。

 大和証券キャピタル・マーケッツは三井住友銀行が保有していた大和証券SMBCの株式を大和が買い取って商号変更した会社。その会社がM&A資金調達のための合弁会社を作るということは、大和がSMBCとの10年の提携関係のもとで、いかに資金支援が続いていたかを示している。

 もともと大和証券は旧住友銀行とは同じ関西系で旧知の間柄。野村証券を別格とすれば、「三菱−日興」、「富士−山一」と都銀、証券大手の友好関係は金融業界の常識だった。

 金融業界では昨年、銀行と証券の兼業規制が緩和され、長く続いた「銀証分離」にピリオドが打たれた。メガバンクはリーマン・ショックで打ちのめされた米大手証券(投資銀行)を傘下に入れたり、出資を増やして引き入れたりと証券戦略を先鋭化している。

 企業が銀行から金を借りなくなったため、証券業務に足を大きく踏み入れているのだ。大企業のメーンバンクに鎮座する都銀の威力は幹事証券に勝る。

 大和はSMBCとの縁がいったん切れたことで舵を切った。証券初のインターネット銀行を作り、そして今回、あおぞら銀行との合弁会社設立に動いた。こうした矢継ぎ早の行動は、産業界で広がる、円高を生かしたアジア企業の買収ニーズに迅速対応するためだ。

 一方、あおぞら銀行も新生銀行との合併が水泡に帰し、ここ最近は市場に話題を提供するネタに事欠いていた。

 「銀行のプレゼンス(存在感)を打ち出すために、久々のアナウンスが必要だった。その相手が証券業界第2位の大和なら、あおぞら銀行にとっては願ってもないのでは」(事情通)との指摘もある。

 今回の新会社設立は、業績好転をもくろむ両社の思惑が一致したともいえそうだ。(経済ジャーナリスト・直江英知)


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