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金融機関観察スレッド

2162チバQ:2011/03/17(木) 20:42:24
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110318k0000m020043000c.html
みずほ銀:ATM障害、震災混乱に拍車 原因不明、混乱も

会見の冒頭、システム障害を陳謝し頭を下げるみずほ銀行の西堀利頭取(中央)ら=東京都中央区の日銀本店で2011年3月17日、和田憲二撮影 みずほ銀行で15日から3日連続で発生した振り込みや現金自動受払機(ATM)での預金の出し入れができなくなるなどの大規模なシステムトラブルは、東日本大震災の影響に揺れる企業活動や国民生活の混乱に拍車をかけている。17日午前から一時、復旧したものの、同日夕には再びATMなどが全面停止。原因が明確ではなく、18日以降は本支店で給与が引き出せないなど深刻な混乱を引き起こす可能性がある。【赤間清広、和田憲二】

 約2500万の口座数を持つメガバンクだけに、トラブルが長期化すれば、実体経済にも悪影響を与える恐れがあり、今後、西堀利頭取らの経営責任を問う声も出てきそうだ。

 「日本が危機的な状況にある中、しっかりすべき立場なのに……。申し訳ない」。17日午後、日銀本店でトラブル発生後で初めての記者会見に臨んだ西堀頭取はこう陳謝。そのうえで「今回の事態は想定外」と繰り返した。

 トラブルは15日の開店直後に発覚。みずほ銀によると、東京都内の複数の支店が管理する口座に振り込みが殺到した結果、システムの処理能力が追いつかなくなり、銀行全体のシステムに不具合が発生したという。同行は「振り込み急増の原因は不明」と説明するが、東日本大震災の被災地に向けた義援金の受け付けが引き金になったとみられる。

 トラブルに伴う未処理の決済は16日段階で44万件(総額約5700億円)。17日はこの未決済分の処理と、窓口での通常業務を同時並行で行おうとしたことから、本来別のシステム系統のはずのATMなどのシステムにも不具合が発生。同日朝から2時間以上にわたり、全国約440の本支店で窓口業務やATMがストップ。支店ではキャッシュカードと通帳、印鑑があれば、預金の払い戻しに応じる臨時措置をとったが、窓口には顧客の列ができるなど、混乱した。開店直後にすべての取引ができなくなった東京都中央区の日本橋支店では、ATMで現金を振り込みにきた団体職員の男性(68)が「行員は『ごめんなさい』と言うだけ。いつ復旧するのか」と声を荒らげていた。

 ATMやネット取引などは午前11時半までにいったん、復旧したが、17日夕には再び停止し、原因も分からない深刻な状況となっている。

 大震災や福島第1原発の重大な事故などを受けて、企業は手元資金を厚くしようとしている。同行は法人担当を中心に取引先企業に事態の説明などを続けているが、現金の確保や給与の振り込みなどができず、被害が広がる可能性がある。また、大震災の被災地域への送金ができないことも深刻で、みずほ銀は早急な対応を迫られる。

 西堀頭取は会見で「システムの改善を進めてきたつもりだが、教訓を生かせなかった」と悔やんだが、システム障害を早期に収拾できなければ、顧客の不信が広がりそうだ。

 みずほ銀行は当面、17日までに行うはずだった他行あて振り込みなど44万件(約5700億円)以上の未処理決済の完了を優先させる方針だ。ただ、この処理に使う同行の夜間取引システムの不具合の原因はいまだに判明しておらず、早急に処理できるかどうか不透明な状況だ。

 20日を挟んだ3連休前の18日(金)は、多くの企業の給与振り込みが集中する。企業間取引も含めた決済件数は数百万件に上るとみられ、一般家庭にも大きな混乱が生じる懸念がある。

 また、企業間取引では商品の買い入れ先などへの振り込みが遅れれば、信用問題につながりかねない。みずほ銀は「補償も含めた対応を検討する」(広報室)とするが、02年に続く2度目のトラブルに企業がみずほ銀離れを起こす可能性さえある厳しい状況だ。

 みずほ銀はシステムへの負荷を軽減するため、18日は窓口での新たな振り込みの申し込みを受け付けない考え。他行に口座を持つ顧客には他行での決済を要請する方針。


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