したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

金融機関観察スレッド

1950とはずがたり:2009/09/05(土) 19:16:51
独立志向同士,住信+大和証券で行くしかないんでは?

証券株が下落トップ、大和の「別居」観測で再編後退と失望
2009年 09月 4日 14:16 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-11351020090904?sp=true
[Full Size]

  [東京 4日 ロイター] 三井住友フィナンシャルグループ(8316.T: 株価, ニュース, レポート)と大和証券グループ本社(8601.T: 株価, ニュース, レポート)が両社の合弁会社である大和証券SMBCについて、資本・業務提携を解消する方向で協議に入ったことが明らかになり、マーケットでは業界再編の流れが後退したと受け止められ、失望売りが優勢となった。

 証券株は東証業種別騰落で4日前場、値下がり率トップ(2.33%)。大和証券グループ本社が5.18%、野村ホールディングス(8604.T: 株価, ニュース, レポート)が2.04%と大手が下げを広げた。

 <野村との合併は考えられずとの声>

 証券株の下落について「証券会社が銀行と提携して規模を拡大させる再編の流れがいったん後退すると受け止めたようだ」とインベストラスト代表取締役の福永博之氏は指摘する。

 三井住友は今夏、米シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)からリテール証券業務の日興コーディアル証券と法人向け証券業務のうち、株式と債券の引き受け部隊の買収を決定。法人向け業務を大和SMBCに統合させるとの見方もあっただけに、提携解消の可能性が強まったことで日興─大和の大型合併の芽が消えたとみて失望感が広がったという。

 現在、日本の銀行からの「独立」を保つ大手証券は野村ホールディングス(8604.T: 株価, ニュース, レポート)だけだが、大和と野村が手を結ぶのは考えにくいとの声が市場では多く、野村の株価もさえない。「大和の個性が強いために大和SMBCでの三井住友との関係は微妙だというのは業界ではよく知られたことで、提携解消協議との報道はサプライズではなかった。大和と野村のカラーが合うとも思えず、証券再編はいったん小休止ではないか」(準大手証券ストラテジスト)という。

 みずほ総研・シニアエコノミストの武内浩二氏は「大和と野村の統合の可能性に関しては、大和が飲み込まれるとの見方から考えにくく、業界再編の動きは短期的にいったん小休止といえるのではないか」と述べている。

 <友好関係維持なら「離婚」ではなく「別居」、「再婚」に足かせか>

 三井住友と大和は友好関係を維持していくとみられている。大和が三井住友と手が切れるということになれば、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T: 株価, ニュース, レポート)の三菱UFJ証券や、みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)のみずほ証券との提携も視野に入ってくるが、三井住友と友好関係を維持しながらでは難しいとの見方が多い。

 インベストラストの福永氏は「友好関係を維持するとなれば『離婚』ではなく『別居』。『再婚』には障害があることになろう。こうした状況も再編の動きがいったん後退したとみられている理由のひとつだ」と話す。

 一方で、三井住友との提携を解消すれば収益低下への懸念が出るため、大和が独立路線を歩むのは厳しいとの見方もある。

 午前のクレジット市場では、大和証券G本社のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)にワイドな気配が観測された。マーケットでは、合弁解消は株式・債券の引受業務など大和証券グループ本社の収益にマイナスの影響が出る可能性が高いだけにネガティブな材料とみている。

 マーケットでは大和を中心とした再編の構図はイメージしにくいとの指摘が多い。「主導権を握ろうとすれば大手銀行との提携は難しい。小さな証券会社を買収する手もあるが、ホールセールは伸びない。大和が三井住友との関係を切ったとしても、証券再編の絵図が描けないことが証券会社の株価がさえない背景になっている」(金融アドバイザー)とみられている。

 (ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者 編集 橋本浩)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板