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金融機関観察スレッド

1899とはずがたり:2009/05/20(水) 22:35:51
三菱UFJ証券:顧客情報売却問題で慰謝料、総額5億円に
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090521k0000m040083000c.html

 三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)傘下の三菱UFJ証券(東京都千代田区)のシステム部元部長代理(44)が顧客情報を名簿業者に売却した問題で、同社は20日、情報が売却された顧客約5万人全員に対し、1人当たり1万円相当のギフト券を慰謝料として支払うと発表した。情報の流出先は4月17日時点の80社から、転売などで98社に拡大。情報流出先から顧客へのしつこい勧誘電話も一部で続いており、経営陣の責任問題が今後の焦点になりそうだ。【寺田剛】

 慰謝料は6月下旬までに宅配便で顧客宅に送る。支払総額は約5億円に上る見通しだ。

 過去の顧客情報流出問題では、04年に460万人分を流出させたブロードバンドサービスの「ソフトバンクBB」と、同年に92万人分を流出させたコスモ石油が、現金やカードポイントで500円相当を被害顧客全員に送付したケースがある。前例を大きく上回る慰謝料について、会見した秋草史幸・三菱UFJ証券社長は「過去の事例と有識者の意見を参考に(1万円なら)顧客に納得していただけると判断した」と述べた。

 流出した顧客情報には名前や住所、電話番号、勤務先、年収水準などが含まれる。弁護士を通じて、違法に流出した情報の利用についての警告文を流出先業者に送ったが、名簿を回収できたのは28社にとどまり、流出拡大を完全に抑えるのは難しい状況だ。

 経営への影響も大きい。米金融大手シティによる日興コーディアル証券の売却交渉では、当初優勢だった三菱UFJFGは三井住友FGに敗れた。秋草社長は交渉への影響を否定するが、実際は個人情報管理に敏感なシティが三菱UFJへの売却に難色を示したとされる。機関投資家による発注停止も続き、進展次第では、来春予定のモルガン・スタンレー証券との統合への影響も懸念される。

 秋草社長は会見で「再発防止策を作り、会社を健全にするのが私の任務」と引責辞任の考えがないことをあらためて示した。ただ、三菱UFJFGの銀行からの紹介で口座を開設した顧客の情報流出例も多く、ずさんな情報管理にグループ内からの批判も根強い。経営陣には信頼回復に向けた厳しい対応が求められそうだ。

毎日新聞 2009年5月20日 20時47分(最終更新 5月20日 20時52分)


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