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金融機関観察スレッド

1866千葉9区:2009/04/26(日) 21:53:56
http://www.asahi.com/business/update/0426/TKY200904250217.html
強気の三井住友、警戒の大和証券 日興買収交渉(1/2ページ)
2009年4月26日7時33分
 規模ではメガバンク3番手の三井住友フィナンシャルグループが、大胆な証券戦略に打って出た。日興コーディアル証券などの買収が実現すれば、国内銀行で初めて大手証券を傘下に持つことになる。その先には親密な大和証券グループ本社との経営統合を描くが、大和の警戒心は強い。

 3メガバンクは、企業合併・買収の仲介や株式・債券引き受けなどを担う法人向け証券会社を育ててきた。しかし「車の両輪」の関係にある個人向けは準大手・中堅どまり。全国規模の販売力を欠くのが泣きどころだ。

 大手証券が売りに出されるという好機を三井住友がモノにできれば、総合金融グループの将来像の幅が広がる。だが、それには大和との関係の再構築が不可欠だ。

 三井住友が、日興シティグループ証券を手にすると、大和との共同出資会社の大和証券SMBCと仕事を奪い合う懸念がある。また、大和証券SMBCが手がけた金融商品を日興コーディアルでも売れば、大和証券は割を食う。

 このため、三井住友にとっては「大和証券グループ本社と経営統合し、傘下会社を再編する」というのが大目標だ。傘下のSMBCフレンドと日興2証券の預かり資産の合計は約37兆円(08年12月末)で業界3位だが、2位の大和証券グループ本社が加われば77兆円に膨らみ、野村ホールディングス(58兆円)を引き離す圧倒的首位になる。

 しかし、大和は銀行主導の再編を嫌い、証券会社の独立性を重視する。両者の温度差は埋まらず、むしろ最近は大きくなっているのが実情だ。

 三井住友が日興買収に名乗りを上げてから、大和の幹部らは「真意を測りかねる。買収したら、非常にややこしくなる」と漏らしていた。三井住友の経営陣に度々、懸念を訴えたが、三井住友は買収に突き進み、「火に油を注ぐ」(関係者)展開になった。

 大和と日興は、営業現場で激しく争ってきた間柄だ。三井住友は「日興プラス大和で、野村を追おう」と説得するが、大和には「日興との協力には非常に困惑する」(中堅社員)という声が強い。

 大和証券SMBCをめぐっても、出資比率が4割の三井住友は「我々の分厚い顧客基盤で商売しているのに、もうけの配分が少ない」と比率引き上げを求めるが、大和は「証券会社のノウハウがあるからうまく機能する」と応じていない。隔たりは大きく、乗り越えるべき課題は多い。


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