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金融機関観察スレッド

1842千葉9区:2009/03/30(月) 22:42:02
http://www.zakzak.co.jp/top/200903/t2009033043_all.html
統合条件でドタバタ…集約も東京海上HDの有利変らず
損保業界再編3カ月で幕引き

 損害保険業界の再編がわずか3カ月で幕引きを迎えた。昨年末に三井住友海上グループホールディングス、あいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険の3社統合が浮上。3月に入ると、損害保険ジャパンと日本興亜損害保険が統合を発表し、損保大手6社は3グループに集約されることになった。今後は、成長分野の生命保険事業や海外事業などでしのぎを削ることになるが、東京海上ホールディングスの有利は変わらないようだ。

 損保ジャパンと日本興亜の統合協議が本格化したのは昨年秋。両社の社長の意見交換からスタートしたとされる統合交渉だが、そのペースは「非常にゆっくり」(関係者)としたもので想定していた統合時期も当初は2011年ごろだったという。


 そんな雰囲気が一変したのが、三井住友などの3社統合が明らかになった昨年末。「こちらも急がなければ」と、協議のスピードが上がった。統合時期も3社グループに合わせるように、10年4月に決まった。

 これまで独立路線を掲げ、再編には消極的とみられていた日本興亜の兵頭誠社長(64)が経営統合を決断した大きな理由の1つが、独立が保てる統合だったことだ。

 時価総額こそ2社の間で大きな開きはないものの、収入保険料、総資産などの指標で損保ジャパンは日本興亜の約2倍の規模。それでも共同最高経営責任者(CEO)体制、役員派遣は同数とするなど、統合に当たっては数々の対等条件が並んだ。

【成長分野での効果は未知数】

 「『独立』は日本興亜のこだわり。独立を前提にしないと統合の検討を始められないというのはあった」(損保ジャパン幹部)。まずは協議を進めるため、損保ジャパンが譲歩したというのが業界内の見立てだ。ここで注目されるのは損保ジャパンと日本興亜の筆頭株主である米投資ファンド、サウスイースタン・アセット・マネジメントの動向。サウス社は統合が発表された3月13日、損保ジャパン株の保有目的を「純投資」から「重要提案行為等」に変更。統合協議に積極的に関与する姿勢を鮮明にしている。

 さらに26日には、6月に予定されている日本興亜の株主総会で、兵頭社長の取締役再任案に反対票を投じると発表。統合にあたり「日本興亜の自主独立」に反対姿勢を示す可能性もあり、サウス社の動き次第では統合協議が一筋縄ではいかないことも考えられる。

 損保業界は今後、成長分野の海外事業や生保事業を強化し、しのぎを削ることになるが、そこに統合効果が表れるかは未知数だ。統合で誕生する2つの新グループはともにこの2分野の拡大を掲げているが、これらの分野では統合後もなお、規模面で東京海上には及ばない。

 むしろ、「再編劇に加わらなかった東京海上のほうが身軽にこうした分野の強化に取り掛かれるかもしれない」(大手損保関係者)とみる向きが多い。

ZAKZAK 2009/03/30


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