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金融機関観察スレッド

1740千葉9区:2009/01/26(月) 23:54:17
とはさんの期待に答えるような記事を産経が書いてくれました
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090126/fnc0901262244018-n1.htm
関西地銀も再編加速か 徳島銀と香川銀統合
2009.1.26 22:41
 四国が地盤の第2地方銀行の香川銀行(高松市)と徳島銀行(徳島市)が県境を越えて経営統合する背景には、金融危機に端を発した世界同時不況が深刻さを増すなか、生き残りに向けて経営基盤を強化せざるを得ないという事情がある。関西の地銀各行を取り巻く状況も変わらず、今年10月の統合を目指す池田、泉州両銀行に続く再編の動きが浮上する可能性もある。

 地銀、第二地銀が計12行ある関西は、大手行や信用金庫などとの競争も激しく、「オーバーバンキング(銀行過剰)」状態とされる。従来各行は「ある程度の競争は顧客にメリットがあり、十分すみ分けられている」(地銀幹部)との立場だったが、経営環境が悪化するなか、“共存”する余裕はなくなりつつあるのが現実だ。

 金融危機の影響で保有有価証券の価格が大幅に下落し、各行は損失処理を余儀なくされている。また、融資先である中小企業の破綻(はたん)や経営悪化も相次いでおり、不良債権処理損失も膨らんでいる。

 南都銀行は22日、業績を下方修正し、平成21年3月期に7年ぶりに最終赤字に転落する見通しと発表。23日に増資の検討を発表した池田銀行も、2年連続の最終赤字となる見通しだ。このほかの各行も、一様に厳しい経営を強いられている。

 こうしたなか、財務基盤や営業基盤を強化するため、「合併や経営統合で規模拡大を目指す動きが出てくるのではないか」(金融アナリスト)との見方も広がっている。

http://www.asahi.com/business/update/0126/OSK200901260073.html
徳島銀と香川銀、経営統合へ 持ち株会社設立
2009年1月26日18時11分

 第二地銀の香川銀行(本店・高松市)と徳島銀行(同・徳島市)は26日、来年4月に持ち株会社を設立し、経営統合することで基本合意した、と発表した。両行をあわせた預金量は2兆1480億3千万円(昨年9月末現在)で、第二地銀の中では四国トップ、全国で10位以内となる見通しだ。

 同日、両行が開いた取締役会で覚書の締結を決議した。現在の香川、徳島両行は、新しい持ち株会社の下で、行名を維持したまま存続させる。持ち株会社の名称や本店所在地、トップ人事などは今後、協議して決めるという。

 本部機能に必要な要員は両行あわせて200人前後減らせる見通し。現在重複する6地域の支店については、現時点で統廃合は考えていないという。

 米国発の金融不安に端を発した景気後退で、地方の経済状況も悪化しており、統合による効率化と、営業地域の拡大で成長戦略を実現させる考え。新たな金融機能強化法に基づく公的資金を使った資本増強については、今のところ考えていないという。

 香川銀の遠山誠司頭取は「リスク管理などの業務を持ち株会社に集中させることで、人材を営業部門に回してサービスを強化する」と強調。徳島銀の柿内慎市頭取は「単独でもやっていけるが、将来を見越しての経営統合。基幹システムのメーカーも同じで、統合による混乱は少なくてすむ」と話している。

 両行は、3年ほど前から、トップレベルで、コストの削減策や人材の有効活用などについて意見交換し、業務提携や経営統合の可能性について話し合ってきた。1年前からは、具体的な経営形態について検討していたという。

 08年3月末の自己資本比率は徳島銀が9.44%。香川銀が10.08%。いずれも国際決済銀行(BIS)規制で定められている国内銀行の基準4%を大きく上回っている。

 国内の金融機関は、長年、県域に基づいた経営体制が続いてきた。しかし、04年に北海道銀行(札幌市)と北陸銀行(富山市)によるほくほくフィナンシャルグループの設立以降、九州や東北など、県境を越えた再編が相次いでいる。

 香川、徳島両行の統合劇も、活発化している道州制の議論を視野に入れているという。今後、人口減や景気の後退で、資金需要が悪化している地方では、県境や、地銀、第二地銀といった枠組みを超えた再編が広がる可能性がある。


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