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金融機関観察スレッド

1437荷主研究者:2008/04/04(金) 00:03:11

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/02/20080227t72023.htm
2008年02月26日火曜日 河北新報
仙台進出へ銀行に布石 東北5県の企業、在仙行と取引活発

 仙台市への進出を図る宮城県以外の東北5県の企業が、仙台市に本店を置く銀行と取引を始めるケースが増えている。取引を通じ、銀行から仙台の企業に橋渡ししてもらったり、市場の情報提供を受けたりし、進出の足掛かりを築くためだ。銀行も5県の企業相手の専門部署をつくり、融資実績を伸ばしている。

<魅力の市場視野>
 天童市の菓子販売業「あじまん本舗」は2007年、七十七銀行から約1000万円の融資を受けた。スーパーの駐車場にプレハブの店を建てて売る営業形態。仙台進出を考えていて、スーパーとの出店交渉を滑らかにするために取引を始めた。

 本舗の清水明史統括本部部長は「仙台のスーパーとの取引がなく、今のままでは店舗展開が難しい。七十七銀行には情報提供と仲介を望んでいる」と話す。
 青森市の日用品販売会社も同行から数億円の借り入れをした。「比較的市場の大きい仙台は魅力的」(幹部)で、将来的に進出することを検討している。
 幹部は「仙台の業者と取引する機会が増えるときに備え、地元行とお付き合いしている。同業者の動向などの情報提供を受けたい」と語る。

<伸びる融資実績>
 こうした需要を受け、七十七銀行は盛岡、山形、郡山の三支店に「法人営業部隊」を設置。支店のない青森市には法人営業所を新設した。
 融資は順調で、07年度上半期は当初見込みを14億円上回る64億円の実績を挙げた。中でも、青森、山形が伸びていて、青森の貸付額は計画より9億円多い19億円、山形は5億円上回る15億円に上る。

 同行は好調な実績を背景に、下半期の見込みを上方修正。山形を3倍、郡山を2.6倍、青森、盛岡を2倍に増やした。
 仙台の金融界はメガバンクや東北の各地銀の進出で競争が激しくなっている。そうした中、仙台市場への食い込みを図る県外企業との取引に活路を見いだす戦略が功を奏している。
 同行法人営業部は「仙台に拠点を置きたい5県の企業はもっと多いはずだ。仙台が地盤の銀行として培った金融ノウハウを生かし、融資実績を伸ばしたい」と意気込んでいる。


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