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金融機関観察スレッド
1407
:
とはずがたり
:2008/02/24(日) 21:58:24
池田・泉州銀統合発表、生き残りへ危機感
関西地銀再編誘発も
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20080223ke04.htm
大阪府を地盤とする池田、泉州の二つの地方銀行が09年春の経営統合を正式発表した。協議を急いだ背景には、生き残りのため、「早めに手を打つ必要がある」という危機感がある。連結総資産規模で4兆8181億円(2007年9月末時点の合算)の関西2位の有力地銀の誕生は、地銀の再編を促しかねない。地銀経営に強い影響力を持つ大手行の動向も見逃せない。
(永田毅)
■お家事情
両行とも単独で生き残るには課題を抱えている。
池田は保有する株式や不動産投資信託(リート)などの価値下落で547億円(2007年12月末時点)の含み損がある。もともと地盤とする大阪府北部に貸出先となる有力な企業が少なく、調達した資金の多くを運用に振り向けざるを得なかった。泉州も繊維など地場産業が低迷しており、幅広い業種で貸出先の開拓が急務となっていた。
他府県を地盤とする金融機関が両行の地盤である大阪府へ越境出店したり、ゆうちょ銀行が発足したことを踏まえ、「5〜10年先を見据え、早く(統合に)着手した方がより有利に働く」(泉州の吉田憲正頭取)と判断した。
22日の記者会見で、池田の服部盛隆頭取は「大阪府で最大であり、先々大変な化学反応を引き起こす可能性がある」、吉田頭取は「地銀で、メガバンクのような対応が実現できる」と統合の利点を強調した。
ただ、別の地銀幹部は「池田と泉州は、企業風土の違いが大きい。1足す1が2になるだろうか」と指摘する。貸出先の開拓が進まなければ、運用に頼る状況になりかねず、将来も市況に左右される恐れもある。
■破れた均衡
関西で地銀の経営環境が厳しいのは他行も同じだ。ある地銀首脳は「均衡が破られた。経営体力に不安を抱える地銀が動くかもしれない」と“次なる再編”に警戒感を強める。
再編に影響力を持つとみられるのが、大手行の動向だ。池田、泉州の統合でも、三菱東京UFJ銀行が主導的な役割を果たした。
会見で両行頭取は、同じ三菱東京UFJ銀系の大正銀行(大阪市)について聞かれ、「当面は2行の統合を協議するだけ」と答えたが、将来的には大正も新銀行グループに加わる可能性がある。
関西では地銀の再編が進んだ1990年代以降、信用力を強化するため大手行が地銀に相次ぎ出資した。今では経営環境が改善し、「収益の高い地銀を除き、傘下にとどめるよりも株式の売却益を得た方がいいと考え始める大手行も出てくる」(野村証券金融経済研究所の藤原悟史アナリスト)との見方もある。
関西アーバン銀行とみなと銀行にそれぞれ40%以上出資している三井住友銀行は「地銀が『1府県1行主義』の時代は終わった。顧客や取引先も府県境を越えて移動しており、地銀の在り方を見直す時期に来ている」(幹部)とし、将来の再編に含みを持たせる。
りそなグループは、以前から傘下の近畿大阪銀行の上場を模索しているが、「今後の再編の構図を見定めてから動きを決める」(幹部)としている。
ただ、京都や南都など独立系地銀の多くは「他行とは企業風土や顧客基盤が違う」と静観の構えだ。
<一問一答> 北と南の地盤相互補完
池田銀行の服部盛隆頭取と泉州銀行の吉田憲正頭取の記者会見での一問一答は次の通り。
――経営統合の検討の経緯は。
服部頭取「3年前にあうんの呼吸で始まった。(経営統合は)地域により便利に使ってもらう、大義がある話だ」
――この時期に決断したのは。
吉田頭取「大阪府内には他府県から地銀が進出し、ゆうちょ銀行も民営化した。5〜10年後を考えると、早く着手すれば有利に働くと考えた」
――相手先を選んだ決め手は。
服部「大阪の南と北をそれぞれ営業地盤とする両行は大阪に密着し、相互補完できる」
――統合の具体的な効果は。
吉田「かつて13行あった都市銀行も今はメガバンク(3行)とりそな銀行だけになった。地銀がやるべき市場は広がっており、地元の銀行としてサービスを強化すれば、統合効果は大きい」
――文化の違いは。
服部「地盤は同じ大阪で、同じ地方銀行。多少の違いがあっても時間をかければ解消できる」
吉田「若干の質の違いはあるが、新しい文化をつくる素地はあると思う」
(2008年2月23日 読売新聞)
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