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PC関連スレ

955荷主研究者:2012/08/15(水) 10:01:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120726t13022.htm
2012年07月26日木曜日 河北新報
小型省エネ新型メモリーへ道 東北大グループが文字点描成功

単分子上にセシウム原子で書かれた「T」と「U」(東北大山下研究室提供)

 東北大大学院理学研究科の山下正広教授(錯体化学)、同多元物質科学研究所の米田忠弘教授(科学機能設計)の研究グループは、金の表面に吸着した単分子上の金属原子に電子操作を施し、文字を点描することに成功した。小型かつ少ないエネルギーで動くメモリーの実用化が期待される。例えば、国立国会図書館の蔵書約2000万冊の情報を、1辺1センチの角砂糖サイズのデバイスに収容できる可能性があるという。

 研究グループが文字の作製に使ったのは、金属「セシウム」の原子。「Tohoku University」の頭文字の「T」「U」を、直径約1ナノメートル(10億分の1メートル)の原子で表現した。

 特定の単分子の表面にセシウム原子を付着させた後、走査型トンネル顕微鏡を使って周期的に高い電流(パルス電流)を流して文字を作った。

 セシウム原子と単分子の電子が持つ磁石の性質(電子スピン)は、プラスとマイナスの電子対になる。この部分にパルス電流を注入すると、セシウム原子が飛び出す。文字はこの性質を使って作り出した。

 このような電子対の出現と消去は、繰り返し行うことができる。セシウム原子を制御できれば、0と1の信号を単分子上に記録する単分子メモリーの開発につながるという。

 山下教授は実験結果について「1個の分子に一つの情報を書き込んだり、消去したりすることが可能になる。小さいサイズに大量の情報を収容できる省エネルギーのグリーンITデバイスと言える」と話している。


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