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PC関連スレ
2372
:
とはずがたり
:2018/08/22(水) 09:57:46
>>2371
中国勢が猛追、日本勢の品薄で好機
ただ、こうした流れは中国内でMLCC産業の国策化を一層促すという副次効果をもたらしている。中国は国策「中国製造2025」の下、半導体などスマホの主要な電子部品を国内企業が生産しており、水面下ではMLCCの振興も進みだした。液晶パネルや電子部品の製造設備を手がける淀川ヒューテック(大阪府吹田市)。中国政府が液晶パネルの国産化を目指す国策の恩恵を受け、現在は液晶パネルの製造装置をフル生産している。
一方、受注面では中国企業からMLCC関連の装置が急増。19年度のMLCC製造装置の売上高は、18年度比倍増の30億―40億円となる見通しだ。小川克巳社長は、「MLCC製造装置は15年ほど前から手がけているが、ここに来て引き合いが急激に増えた。日本企業が車載向けにシフトする中、中国企業がスマホ向けを取り込むのでは」とみる。
現状、台湾や中国などの電子部品メーカーはMLCCを小型・薄型化する技術や高い品質を確立できていない。そのため、現段階では日本勢が優位だ。しかし、MLCCなど電子部品の重要性が増す中、国の支援を受け中国勢が猛追している。顧客側もこのまま品不足が続けば、スマホメーカーだけでなく自動車部品メーカーも中国勢に発注する可能性がある。日本の電子部品各社はこれまで通り、猛追を振り切れるのか。空前のMLCC不足の今だからこそ商機を捉えるだけでなく、競争力の維持・向上が必要だ。(文=渡辺光太、京都・日下宗大、大阪・平岡乾)
【ファシリテーターのコメント】
これまでも需要が急増した際に、顧客の発注を一手に引き受けてきたのが村田製作所とされる。通常、生産の数ヶ月前から顧客の発注を受けて一定量の生産に対応する。だが、同社は「当月内などの急な受注に対しても、値下げをしない代わりに、抜群の供給力で対応していた」(業界関係者)という。ただ、今回の需給逼迫はスマホと車とIoTの三つが重なったことに起因しており、村田製作所でさえ対応しきれなかったとみられる。そして、そうした拡大する需要を取り込むべく、中国勢も本格的な国策化に乗り出したようだ。すでに中国の半導体や車載電池などの産業は、国の支援を受け急激な成長を遂げているが、MLCCなどの受動部品も技術革新に欠かせない部品であり、品不足がボトルネックになる可能性が高いため、国内で振興を進めている。
渡辺 光太
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