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PC関連スレ

2112とはずがたり:2017/03/20(月) 19:18:27
FUJITSU JOURNAL
「ムーアの法則」はもはや限界! 「組合せ最適化問題」を解決する新アーキテクチャーを開発
http://journal.jp.fujitsu.com/2017/02/15/01/?utm_source=Outbrain&utm_medium=cpc&utm_campaign=rss_ad&utm_term=007178df9983bf5cc6c1ed4376d1ac82fa

今後、コンピュータが社会を改善するために必要なことは?

コンピュータの性能は日々進化し続け、世の中を大きく変えてきました。これからもコンピュータで実現したい夢は沢山あります。例えば社会問題の解決などです。災害復旧の手順を決める場合や、投資ポートフォリオの最適化、経済政策の決定など、世の中には限られた人や時間などの制約のもとでは意思決定が難しいケースがあります。これらの難しい意思決定に、コンピュータの力を借りることはできないでしょうか?
コンピュータが次に何をするべきかを自身で判断するためには、様々な要因の組合せを考慮して評価を行い、最適なものを選択する必要があります。これらは「組合せ最適化問題」と呼ばれています。「組合せ最適化問題」は、考慮すべき要因の数が増えると組合せの数が爆発的に増えるため、実用的な時間内で解くためには、コンピュータの大幅な性能向上が必要となります。ところが、過去50年にわたってコンピュータの性能向上を支えていたムーアの法則(注1)にあるような性能向上は限界に近づいていると言われており、半導体のスケーリングによる性能のかさ上げは、もはや期待できません。
今後、コンピュータが社会と生活を改善していくには、これまでとは異なる様々な手を打つ必要があります。その中の一つとして期待されているのが、量子コンピュータ(注2)など全く新しい原理のデバイスの登場です。

従来コンピュータの限界
しかし、現行の量子コンピュータは、この「組合せ最適化問題」を高速に解くことができますが、近接した素子同士でしか接続できないという制限があり、現時点では多様な問題を扱うことができません。一方、従来のプロセッサは、ソフトウェア処理により扱える問題の自由度は高い反面、高速に解く事ができません。このため、実社会で求められる多様な「組合せ」を最適かつ高速に解くために、新しい計算機アーキテクチャーの実現が課題となっていました。
(注1)「半導体集積回路のトランジスタ数は2年ごとに2倍になる」という法則。大規模集積回路の製造・生産における一つの指標とされている。インテル創業者の一人であるゴードン・ムーア氏が1965年に出した論文の中で初めて提唱。
(注2)量子現象を利用するコンピューティング技術の総称。組合せ最適化問題向けに、量子アニーリングと呼ばれる方式のものが開発されている。


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