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PC関連スレ

2092とはずがたり:2017/02/24(金) 02:29:21
>>2091-2092
私が担当している官公庁のシステムのエンドユーザーは公務員であり、いうなれば、その先にいる国民のみなさんです。老若男女含めて「富士通はいい製品を作っている」と思っていただくために、文系出身だったり、女性だったり、ともするとネガティブに取られかねない要素が強みに変わります。

■産休取得に好意的な雰囲気

私が入社した時、配属職場の女性の割合は5%程度でした。しかし、一番近い女性の先輩が育休中で、当時から結婚、出産、育児がキャリアの障壁になるような風土はありませんでした。もちろん、数が少ないので、誰もが産休や育休を深く理解しているという感じではありませんでしたが、決して産休や育休が取りにくい雰囲気はありませんでした。

私は、プロジェクトのサブリーダーを任されたあと、その経験を踏まえて、既存システムの保守運用業務を担うようになりました。保守運用は、トラブルがあったときにシステムが止まらないように、また止まってしまったときにはすぐに復旧できるように、事前にトラブルになるようなタネがないかを探し出すなど、緊張感が必要とされる業務でした。26歳から28歳になる頃までの数年は、振り返ってみるとハードな働き方をしていたかもしれません。その後、28歳で結婚をし、29歳で出産をしました。

妊娠したことを報告したとき、産休取得に好意的な雰囲気だったのを今でも昨日のことのように覚えています。そのくせ、私は実のところ、育休後の復職は決めていなかったのです(笑)。何せ、出産は人生初。産後、どのようになるのかが全くわからなかったので、自分の人生マップはニュートラルな白紙でした。実際に出産してみたら、子どもが可愛くて愛おしくて、子どもといる時間の幸せをしみじみと感じたのです。しかし一方で、富士通に入れたのだからココで仕事を辞めたらもったいないという思いも持っていました。そこで、一度は復職してみようと思ったのです。

■仕事と育児の両輪で「孤育て」にならない


保育園がすぐに決まらなかったので、結果的に育休&産休を含めて2年2ヶ月、現場から離れていましたが、その間、上司が月1ペースで連絡をくれ、先輩ママ社員はママ友として子どもを交えて遊んでくれました。グループ会社のママを対象にした育休社員向けの研修も用意されていたので、休んでいる間も会社と常につながっている感じがしました。

今は9時から16時の時短で働いていますが、仕事を辞めなくて、富士通を辞めなくて良かった、と心から思っています。もしも専業主婦になっていたら、子どもがいくら可愛いとはいえ、きっと「孤育て」でストレスが溜まっていたと思うから。富士通の社員として、というより前に、一人の人間として、仕事と育児の両輪を持っているのは、いいことだと感じています。仕事上で感じたストレスは子どもとの時間で自然と癒されるし、子どもとの時間で生まれたイライラは、富士通の企業人として仕事をする時間を確保することで癒されていく。そんな風に感じています。

富士通では、育休後は元の部署に戻ることが基本的な考え方であり、それも復職しやすかった理由の一つです。気心が知れた仲間がいる、信頼を築いてきたお客さまがいる。イチからではなく、いい意味で慣れた環境が用意されているというのは、大きな安心感につながりました。

■大きな組織だからこそ、チャレンジできる

今、私は「ママSE」として技術力を磨いていきたいと思う一方で、SE経験を踏まえて教育支援をしたり、育休産休を経て復職した経験から復職支援をしたり、一歩ずつキャリアアップしてきた自身の経験を元にキャリア支援をしたり、SEの現場がわかっているからこそ、それを他部署とつなぐコミュニケーション支援をしたり、新たな分野にもチャレンジしてみたいと思うようになりました。富士通という大きな企業だからこそ、「SEしかできない」のではなく、様々なことにチャレンジしていくことができると感じています。

結婚、出産、育児……とライフステージが変わり、その影響を受けやすい女性でも、挑戦したいと思っている人ならば富士通の中にさまざまなチャンスがあります。

取材協力:富士通
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