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PC関連スレ

1642とはずがたり:2015/10/16(金) 15:17:51
>>1641-1642
クック氏はかなりの倹約家でもある。エアコンもない賃貸アパートに何年間も住んでいた。そこはつつましかった少年時代を思い出させてくれたという。同氏が最終的に購入した住宅は、敷地の半分に建てられた延床面積223平米の質素な家で、駐車スペースは1台分しかなかった。同氏が最初に購入したスポーツカーはポルシェのボクスターだった。マニアたちはこの初心者向けのスポーツカーを「貧乏人のポルシェ」と呼んでいる。

 厳しいことで知られるクック氏には、寛大な側面もある。同氏は出張で貯めてきた飛行機のマイルをクリスマスプレゼントとして人にあげたり、感謝祭の休日には無料食堂でボランティアをしたりした。多発性硬化症患者の資金集めのために毎年ジョージア州で開催されている2日間のサイクリングイベントにも参加した。クック氏は数年前にこの病気だと誤診されて以来、このイベントをサポートしている。

 CEOに就任した直後の数日間にクック氏は2つの重要な決断を下した。第1に、人気を集めていたインターネットサービス担当副社長、エディ・キュー氏を昇進させた。ジョブズ氏にも気に入られていたキュー氏は「iTunes(アイチューンズ)」グループを運営していたが、最終的にはアップルのすべてのインターネットサービスを担当した。

 第2の決断は、年間1万ドルまでの社員の寄付に対して会社が同額を拠出するというチャリティープログラムを開始することだった。これもやはり広く受け入れられた。多くの社員にとってアップルに同額拠出プログラムがないことは長いあいだ不満の種となっていた。寄付が影響を及ぼすほどの額に達することがないという理由から、ジョブズ氏は同額拠出プログラムは効果がないと考えていた。ジョブズ氏の友人たちは、もっと時間さえあれば、同氏はいくつかの大義を支援していただろうと信じている。ところがジョブズ氏は、素晴らしい会社を築き上げて雇用を創出することで、自分はより意味のある社会貢献をしていると述べていた。一方のクック氏はチャリティーの意義を固く信じている。

 クック氏は系統的で効率的なCEOであることを証明した。直感に頼って経営しているようだったジョブズ氏とは異なり、クック氏は予想される経費と収益に関する具体的な数字を要求した。ジョブズ氏が分裂を大いに楽しんだのに対し、クック氏は仲間意識やチームワークを尊重した。投資家にとってもクック氏はより目に触れやすく、わかりやすい存在だ。

 しかし、誰もがクック氏に心を奪われたわけではない。クック氏はもたらした変化は、退屈さが増している証拠として捉えられた。より破壊的な日々への憧れがあることも明白だった。


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