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鉄道貨物輸送研究スレッド

871荷主研究者:2009/10/31(土) 18:47:34
>経済連はJR貨物の利便性向上のため、佐土原駅の貨物基地復活を要望
>県西地区に多い鶏肉も、既に都城駅経由で鹿児島駅発のJR貨物を利用しており、あえて遠い佐土原駅へ運ぶのも無理
ぷぅむ。

http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=14867&catid=352
2009年2月7日付 宮崎日日新聞
物流編13…季節変動
■青果物出荷の「宿命」

 ピーマンやキュウリなど冬春野菜の主な出荷先は、4月になると関東から関西向けに南下する。茨城県など他産地の出荷が本格化し、関東で県産青果物の“付加価値”が落ちるためだ。「冬場に日照が多く、他産地より青果物をまとまった量で出せる分だけ優遇される。一方、夏場は芋類やニンジンなど品目が限られ、冬と同じ量は不可能」と県農産園芸課の日高義幸主幹は物流の現状を言う。

 JA宮崎経済連によると、1年のうちで農産物の出荷量が膨らむのは11月から翌年6月。ほぼ毎月1万トンを超え、加工用を除く年間出荷量約12万トンの8割強をこの期間に送り出す。昨年度は5月の1万6千トンが月別最多で、8月になると4200トンに激減。夏場の出荷先は九州にまで下っている。

 農産物生産が季節によって変動する産地の姿は、輸送会社にとって歯がゆくてしようがない。荷量の増減がそのまま積載率を揺さぶってしまうからだ。「野菜が1年通して多ければ、すぐにでも船を大型化できるのだが」。宮崎カーフェリー(宮崎市)の黒木政典社長も、そんなふうに冗談めかして語る。

 同社の場合、宮崎港発―大阪南港行きに乗船する青果物のトラック台数は、冬場(1日20台強)と夏場(同10台前後)で倍近い開きがある。全体の月別台数は1日平均106台から128台と変動があるが、この増減の幅は、輸送品の中で唯一量が安定しない青果物出荷の動きによるところが大きい。

 黒木社長は「野菜の運送は宮崎県のフェリー会社の使命と考え、予約段階で他品目の配分を工夫して野菜の枠を増やす努力もしている。野菜のピークに合わせた運送能力を持ちたいが、季節変動は難しい問題だ」と明かす。

   ▼    ▼

 「農産物は出荷がない時は本当にない。この宿命をどうするかだ」。経済連はJR貨物の利便性向上のため、佐土原駅の貨物基地復活を要望しているが、季節変動の問題を避けて通れない。だが、今はまだアイデアが浮かんでは消えていく状態だ。

 まず目を付けたのは県農協果汁(サンA、川南町)。サンAは県外の大手飲料メーカーなどの相手先ブランドによる生産(OEM)を受託し、年15万トン前後の荷量を抱える。ジュースの需要は夏場に高まり、輸送品に加える余地がありそうだったが、すぐに壁に突き当たった。製品はメーカー指定のトラック業者が工場で直接受け取っており、この仕組みを簡単に崩せそうにない。

 県西地区に多い鶏肉も、既に都城駅経由で鹿児島駅発のJR貨物を利用しており、あえて遠い佐土原駅へ運ぶのも無理がある。

 出口を見いだせない中で、「産地は物流改善に本気になって努力している。だが、季節変動には農商工連携しかない」と経済連園芸販売課の内野宮由康課長は産業の枠を超えた共同出荷の道も探る。県内有数の荷主企業でありながら、物流面で「農」の限界に直面する今、知恵の結集を求め始めている。(金、土曜日掲載)

【写真】ビニールハウス内で促成栽培されたキュウリ。県産農産物の出荷は冬から春に集中する=宮崎市


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