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鉄道貨物輸送研究スレッド

543おたくあん:2007/12/04(火) 21:33:56
 さらに社説より

 社説:シーアンドレール 秋田を国際物流基地に

 海上輸送用の大型コンテナを鉄道と組み合わせて運ぶ港湾・鉄道複合一貫輸送(シーアンドレール)構想の調査が、秋田港とロシア・ウラジオストク港を結ぶルートをモデルに実施されることになった。ウラジオストクは、シベリア南部を通ってモスクワに至る延長約9300キロ、世界最長のシベリア鉄道の東の起点だ。この鉄道と国内のJR網が海上輸送を組み込む形で1本の物流ルートとしてつながることにより、コスト軽減や輸送時間の短縮などの大きな効果が期待できる。

 同構想が実現した場合、ウラジオストクに近い秋田港はその地理的優位性から港湾背後圏の東北地方のみならず、関東や中部圏などの製造業集積地とロシアや欧州をつなぐ国際物流の拠点基地となる可能性も開ける。貿易の活発化とともに、物流拠点としての優位性を生かした新たな企業進出の芽も膨らむだけに、調査結果を注視したい。

 調査は国土交通省東北地方整備局の「地域自立・活性化事業(調査分)」を活用した事業。海上輸送用のコンテナを貨車に載せ、北上線や奥羽線を経由して秋田臨海鉄道に乗り入れ、秋田港まで運搬できるかどうかを調べる。学識経験者や荷主、海運業者らから成る委員会を近く立ち上げ、本年度中に調査結果をまとめる方針だ。

 実現に向けては秋田港での積み替え施設の整備や、コンテナヤードの拡張、さらには冬季の風浪対策としての防波堤整備などの大型投資も必要となる。とりわけ、コンテナヤードに隣接する大浜地区で海上輸送用の20フィートコンテナの取り扱いが可能にならなければ、船積み前のトラック輸送経費や積み替えなどの負担が発生してしまう。

 秋田港はコンテナ貨物量が年々増加し、昨年は20フィートコンテナ換算で3万本を超え、東北では仙台塩釜港に次ぐ実績を誇るまでになった。東北経済連合会はことし3月、秋田港をロシアを中心とした極東アジアのゲートウエー港として位置付け、港湾整備の強化を提言した。疲弊する地方経済の立て直しを進める上で、国は秋田港のように地域特性を生かしながら、飛躍の可能性を探る地域への重点的な予算配分をすべきだろう。

 シベリア鉄道を利用した貨物輸送をめぐっては、日本の総合商社が先月、国営鉄道会社であるロシア鉄道などとの間で業務提携で合意したほか、7月には国際貨物大手がコンテナ輸送の日本での総代理店契約を結ぶなど、今年に入って動きが急だ。その背景にはロシア市場に自動車大手の日本メーカーが次々と進出していることや、ロシア側がシベリア鉄道を通じた日本からのロシア、欧州方面への貨物輸送拡大に意欲を見せていることなどがある。

 日本—モスクワ間は欧州経由の船便で約45日かかるが、シベリア鉄道では約18日間に短縮が可能だ。経済成長が続くロシア、北東アジア、さらにその先の欧州を見据えた貿易ルートの確立は、対岸貿易に新たな可能性を生む。さらに日本国内でもトラックに代わる鉄路の利用でCO2削減という環境負荷縮減の役割を持つモデルルートとなる可能性も秘めている。


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