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鉄道貨物輸送研究スレッド

337とはずがたり:2005/01/14(金) 21:15
>>334

郵政コンテナへ入札導入→JAL独占路線では逆に割高 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/dango.html?d=13yomiuri20050113ic01&cat=35&typ=t


 日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)の「同額入札」が発覚した昨年2月の日本郵政公社による航空コンテナ便の入札で、JALだけが応札した“独占路線”では、入札前より割高な基準で価格が決められていたことが12日、読売新聞の調べでわかった。

 「コスト削減」を目指して導入された一般競争入札だったが、それが形がい化されていたばかりか、一部路線ではむしろ逆の結果を生んでいたことになる。

 昨年2月の入札の対象になった32路線のうち、ANAがまったく入札に参加しなかったのは、東京―旭川、東京―女満別、東京―帯広、東京―青森の4路線。この路線の郵便貨物は昨年3月まではすべて、日本エアシステム(JAS)が受注していたが、同年4月のJALとJASの経営統合に伴い、JALが入札に参加することになった。

 調べによると、その料金は、JASが請け負っていた昨年2月と3月には、4路線のいずれでも、「料率」(1キロ・グラムの荷物を1キロ・メートル運ぶ料金)が「0・129円」とされていたが、今回、JALと郵政公社の契約では、「0・130円」にアップしていた。

 また、JAL、ANA両社はほぼすべての路線で、昼間の便の料率を「0・086円」以下にする割引を実施していたが、JALは独占4路線について、こうした昼間割引も行わないまま、一律「0・130円」の料率で郵政公社と随意契約を結んでいた。

 4路線を巡っては、JALが12件の入札で、「0・130円」よりもさらに高い料率で料金をはじき出し、応札していたことも判明した。ANAとの「同額入札」案件では、ほとんどの場合、応札額通りの価格で契約が結ばれていたが、この12件では、入札が不調に終わった後の公社との交渉で、契約額が応札額より引き下げられていた。独占状態の中で、JALが高値を提示していた形で、公社側の「コスト削減」の狙いは、まったく無視された格好だ。

 独占路線での高値受注について、JAL広報部は、4路線についての値上げの事実を認めたうえで、「競合企業が応札したかどうかに関係なく、運送コストや郵便以外の貨物需要などを総合的に判断して料率を設定した」と説明。一方、ANA広報室は、4路線の入札に加わらなかった理由について「JALの便数が多い路線なので、太刀打ちできないと考えた結果」としている。

[ 2005年1月13日3時5分 ]


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