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鉄道貨物輸送研究スレッド

335とはずがたり:2005/01/07(金) 22:35
RFID:もう1つのインターネットになるか
http://www.mainichi-msn.co.jp/it/coverstory/news/20050105org00m300084000c.html

 昨今、「RFID(Radio Frequency Identification)」という言葉が新聞・雑誌などの紙面を飾るようになった。日本語では「電子荷札」「無線ICタグ」などと訳される。筆者もまた2005年がRFID元年となり、これから我々の住む世界が大きく変わると予想する一人である。年初はまず、RFIDとは何か、RFIDがどのような市場を生み出すのか、について考察する。[中村 哲也]

■■RFIDとは?

 RFIDとは無線通信用のアンテナを持つチップ(IC)であり、内部に特定ビットの情報を格納している。最近では電源を備えて自ら電波を出すICタグもあるが、実用面で注目されているのは電源を持たないタイプのものである。それ単体では動作しないため、情報を読み出したり書き込んだりするには「リーダー/ライター」と呼ばれる装置が必要となる。RFIDはリーダー/ライターと一対で使われるのが特徴である。

 当然ではあるが、RFIDの内部に格納できる情報容量は技術的、コスト的な制約を受ける。従ってRFIDを用いた情報システム構築に際しては、RFIDに固有なコード情報をICタグ内部へ格納し、コード情報にリンクする属性情報を別の場所で管理格納するのが一般的である。用途は、「物流管理」「店舗レジ」「トレーサビリティー」「書類管理」など多岐にわたろう。

 RFIDを使った情報システムの特徴は木目細かな個体管理の実現である。個体にRFIDを貼り付け、それに付属する情報を更新・管理することで、より精緻なSCM構築、棚卸業務やレジ精算業務の効率化、食の安全確保、などが図られよう。

 一方で、RFIDの世界はインターネットと似ている部分がある。インターネットの世界ではドメイン名(XXX.com、XXX.co.jp、XXX.orgなど)と各種サーバー(メール、Webなど)が対応する。これは、RFIDの固有コードと属性情報がリンクする仕組みと類似している。例えば、クライアントがリーダー/ライターで読み取った固有コードを元に、何処かのネットワーク上のコンテンツ・サーバーに格納された付属情報を探しに行く仕組みは、ブラウザーが入力されたURLをもとインターネット上のWebサーバーへ情報を問い合わせに行く仕組みに近いと言えよう。

■■RFIDが生み出す市場

 RFIDは我々の生活をより便利かつ安全へ導く次世代の新技術である。用途の裾野は広い。市場規模も「ICチップ」と「リーダー/ライター」を製造するメーカーだけの市場と考えるのはあまりに短絡である。むしろ周辺市場の方が大きかろう。筆者は、インターネットが世の中に普及した過去10年を振り返ることでRFID周辺市場が俯瞰できると考える。インターネットが普及する過程で、サーバー、ネットワーク、セキュリティ、データベース、ストレージ、システム開発などの膨大な市場が生まれた。RFIDが普及する過程でも、同様な需要が発生すると考える。なぜならRFIDはインターネットと似て非なるもう1つのネットワークとなるからだ。

 現在、RFIDコードの統一化作業は米EPCglobal)を中心に進んでいる。ここで決まったコード体系が世界共通となり、RFIDの世界も「The RFID」と呼ばれる日が来るのかもしれない。

■ことば「EPCglobal」 RFIDコードの運用・管理・普及を目指す国際的な非営利法人。RFIDの本格的な実用化を目指して、流通コード(バー・コード)の国際標準化機関である国際EAN協会と米国の流通コードセンターであるUniform Code Councilにより2003年11月に設立された。ちなみにEPCglobalの前身はAuto-ID Center(1999年 マサチューセッツ工科大学に設立)である。

(中村 哲也 大和総研アナリスト) 1968年生まれ。92年3月京都大学文学部西洋史学科卒、4月伊藤忠商事入社。00年12月大和総研入社、企業調査第二部配属。現在、主にIT分野を担当。メールはte.nakamura@rc.dir.co.jp。
 2005年1月5日


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