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鉄道貨物輸送研究スレッド

2931荷主研究者:2021/12/28(火) 00:02:57

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/619311?rct=n_hokkaido
2021年12/05 11:00 北海道新聞
苫小牧、進む物流拠点化 道外企業が相次ぎ倉庫開設 輸送コスト抑制図る 航路と空路、広い用地も強み

クボタが苫小牧市内に開設した「クボタ ロジスティクスターミナル苫小牧」

 【苫小牧】道内で事業展開する道外企業が、苫小牧市内で大規模倉庫を開設する動きが相次いでいる。人件費高騰などで物流コストが上昇する中、外部業者の倉庫に頼らず商品を保管することで費用を節約する狙い。苫小牧は道外につながる港や空港などが近い上、倉庫に必要な広い土地の確保が容易なのが強みで、今後も物流拠点化の動きが加速する可能性がある。

 農業機械製造のクボタ(大阪市)は9月、苫小牧市新明町に新施設「クボタ ロジスティクスターミナル苫小牧」を開設した。延べ床面積8600平方メートルで、事業費22億円。道外から船で届いたトラクターなどを一括保管し、道内の営業所約45カ所に直送する。

 従来は市内にある外部業者の倉庫など3カ所に保管し、旭川市など道内4カ所にある販売子会社の倉庫に運んだ上で、各営業所に届けていた。新施設に倉庫機能を集約し、在庫の一元管理や農機納品の期間短縮などが期待できるという。

 ホームセンター大手のコメリ(新潟市)は2018年3月、苫小牧東部地域(苫東)に「コメリ北海道流通センター」を稼働させた。道内で販売する商品をまとめて保管し、店舗ごとに仕分けて配送している。道内21店を展開するコメリは100店体制への拡大を目標に掲げ、苫小牧の流通センターを全道の一大拠点と位置づけている。

 このほか、産業ガス大手エア・ウォーター(大阪市)の子会社は今年5月、市ウトナイ北に物流センターを開設。野菜卸売り販売・輸出入の富永商事(神戸市)も今夏、苫東で物流センターを稼働させ、道産野菜の集出荷を行っている。

 各社は苫小牧を選んだ大きな理由として「交通の便の良さ」を挙げる。苫小牧港はフェリー4社が関東や中部地方など本州と結ぶ航路を就航しているほか、高速道路や鉄道が通り、新千歳空港も近い。どの輸送手段でどこへ運ぶにしてもモノを一時保管するのに適した場所というわけだ。

 立地についても、苫東には分譲可能な産業用地4千ヘクタール以上が残る。空き地活用は地元にとっても歓迎だ。

 倉庫を建てるにはまとまった初期投資が必要だが、長期的には外部業者の倉庫を利用し続けるより安く済むとの計算がある。クボタの担当者は「大規模な拠点をつくることで倉庫間の輸送を減らせるのは大きい」と語る。近年はトラックドライバー不足で人件費は上昇傾向にあり、物流の効率化が求められている。

 もともと苫小牧は倉庫業が盛んで、苫小牧地区倉庫協会には52社が加盟し、創業100年超の業者もある。道外企業が自前の倉庫で商品を保管する動きが広がれば、地元の倉庫業者にとって「取扱量の減少につながるのでは」(市内経済関係者)との見方もある。

 ただ、同協会の海津尚夫会長(苫小牧埠頭社長)は「加盟社は荷物の保管だけでなく、荷役や輸送などの業務も請け負っているため、マイナスの影響は限定的」と冷静に受け止める。むしろ物流が集積することで、地域の倉庫業界全体にとってプラスととらえる。

 課題もある。荷物量は業務の繁閑時期によって増減する。外部業者の倉庫の場合は必要な分だけ預ければよいが、自前の倉庫となれば荷物が少ない時期に無駄な空きスペースを減らす工夫が必要になる。海津会長は「各社が長所や短所を見極めながら、時代に合った物流のあり方を今後も模索していくだろう」と話す。(工藤雄高、斎藤佑樹)


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