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鉄道貨物輸送研究スレッド

2880荷主研究者:2021/06/05(土) 19:48:43

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/541709?rct=n_hokkaido
2021年05/09 10:40 北海道新聞
苫小牧発の新車輸送ピンチ 運転手10年で2割減/増す心身負担 24年から残業規制、納期遅れ懸念

苫小牧港西港区に並ぶキャリアカー。最大6台の車両を載せることができるが、積み降ろしなどの技術習得には3年以上かかるという

 【苫小牧】苫小牧港から新車などを道内各地に運ぶ車両運搬車(キャリアカー)の運転手が、ここ10年間で2割以上減っている。大型車を操作し、多くの納車先を回る業務の心身両面の負担が敬遠されているためだ。少なくなった運転手が残業などで業務をカバーせざるを得ず、さらに退職を招く悪循環になっている。2024年には運転手への残業規制が始まり、労働環境改善につながる可能性がある一方、道内の新車の納車が滞る恐れもささやかれる。

 「何百万円もする商品を載せ、街路樹や道幅を気にして走るのは精神がすり減る。近年は人材も定着しない」。苫小牧市のキャリアカー運転手、川野康さん(56)は仕事の苦労を語る。

 苫小牧港には道内で流通する新車、中古車、レンタカーといった商品車のほぼ全てにあたる年間約20万台が本州から船で届く。その7割は札幌圏に運ばれる。

 だが、各地に車を運ぶキャリアカーの運転手は急減している。道内の車両運搬業約40社が加盟する日本陸送協会北海道支部によると、苫小牧市をはじめ道央圏で勤務し、同港からの商品車運搬を担うキャリアカーの運転手は20年ほど前の約380人をピークに減り、19年は270人に。ここ10年の減少率は23%に及ぶ。

 背景にあるのは仕事の負担の重さだ。運転手は納車先を複数回り、自ら商品車を運転して荷台から降ろさなければならない。全長20メートル近い車体は販売店の敷地内に入らず、路上駐車しての作業は渋滞への気苦労もある。若いなり手が少なく、貨物用トラックなどへの転職者も多い。同支部の調べでは退職者の平均勤続年数はわずか2年半という。

 同支部の舟橋薫支部長は「非常に危機的な状況。車を届ける体制を維持できなくなりつつある」と話す。道内の新車登録台数などは横ばいで、キャリアカーの運転手が減った分、1人当たりの運搬台数が増加。舟橋支部長は「1日5カ所以上に運ぶなど仕事がきつくなり、退職に拍車がかかっている」と説明する。

 こうした中、24年4月にトラック運転手の働き方改革として導入されるのが、残業規制だ。残業を年間960時間(月平均80時間)以内に制限し、違反企業には罰金などの罰則もある。

 月80時間は過労死ラインの目安の一つとされる水準で、労働環境の改善が期待されるが、業界関係者は「ルールを厳守すれば、かなりの運転手が規制に引っかかる。24年以降、運べる商品車の台数が年間に2割以上減る可能性がある」と明かす。その分、納車の大幅な遅れや運送費の値上げを招き、新車販売の足を引っ張る恐れもあるという。

 運転手の待遇改善と、配送網維持をどう両立させるのか。北海道車輌運送(札幌)の小泉友和取締役統括本部長は「販売店への個別配送は限界に来ている」と指摘。業界内ではキャリアカーでの運搬を基幹販売店までとし、販売業者側に各店への移送をしてもらう案も出ている。

 これに対し、札幌圏の販売業者でつくる日本自動車販売協会連合会札幌支部は「業者間で事業規模などが異なり、足並みをそろえた対応は難しいが、運送業界と危機感は共有している」(担当者)とし、各社の検討を見守る考えだ。(工藤雄高)


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