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鉄道貨物輸送研究スレッド

2567荷主研究者:2018/08/01(水) 22:51:36

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/207648?rct=n_hokkaido
2018年07/11 05:00 北海道新聞
<ひと まち ターミナル>第3部 レッドベア出発進行5 トラック基地 荷物を待つ各地へ走る

列車が到着すると、トレーラーにコンテナを積み替える作業が急ピッチで行われる(伊丹恒撮影)

 午後10時すぎ。札幌貨物ターミナル駅が一日で最も忙しい時間帯を迎えた。旅客列車の運行が少なくなる夜間は貨物列車のゴールデンアワー。まばゆい照明に照らされたホームに本州発の貨物列車が次々と到着する。フォークリフトが慌ただしく動き回り、貨物列車のコンテナをトレーラーの荷台に積み替えていく。

 「日本の鉄道輸送用コンテナは、通常より小さいんです」。札幌通運のトレーラー運転手、鎌塚治男さん(59)が教えてくれた。国内の鉄道用コンテナは国際規格より小さい12フィート(全長3・7メートル)。小さいからこそ、少量でも地方にきめ細かく運べるのが利点だ。

 道内で農作物の収穫が本格化すると、鎌塚さんは忙しくなる。夕方になると札幌近郊の農家をトレーラーで回り、段ボール箱に詰められた作物をコンテナに積み込み、ターミナル駅まで運ぶ。コンテナ1個の輸送料はどれだけ積み込んでも同じ。「いっぱいに積むと農家に喜んでもらえる。それがうれしい」

 JR貨物によると道外に運ばれるタマネギの約6割、ジャガイモの約4割が鉄道経由という。一度に大量に運べる鉄道輸送は、環境保全やトラックの運転手不足を背景にニーズが高まっており、道外とを結ぶ貨物量は増加傾向にある。

 台風や前線による大雨で貨物列車の運休が相次いだ6日。貨物ターミナル駅に隣接する札幌通運の通運統括支店では従業員が荷主への対応に追われていた。

 今の時期は、ブロッコリー、ダイコン、キュウリ、トマトと、道内各地で生産された夏野菜が貨物駅に集められている。しかし、貨物列車が止まると、物流も止まる。「旬のものを新鮮なうち、早く運んでほしいという農家の方々の気持ちは分かる」と中島淳一支店長(36)。代替のトラックや運転手など、非常時の輸送手段をどう確保するかは最大の腕の見せ所だ。

 ターミナル駅から南に約500メートル離れた場所には、ターミナルと名の付く施設が、もう一つある。1971年に札幌市などの第三セクターが開設した「北海道トラックターミナル」だ。

 ある日の夕方。松岡満運輸の運転手吉田たくみさん(52)の2トントラックが、配送を終えて戻ってきた。同社で2人しかいない女性運転手。「大型トラックに乗りたかったけど、夫に反対されて」と笑う。

 札幌市内の家電量販店や企業に届けた荷物は苫小牧や小樽の港に着いたフェリーに載って来た。テレビ、コピー用紙、みそ、棚板、飲料…。「いろいろあるでしょ」と面白そうに語る。

 松岡満運輸は本州発のフェリーで道内に運ばれてきた業務用貨物のトラック輸送を中心に担う。約10万平方メートルの広大なトラックターミナルに建つ荷さばき施設4棟のうち、3棟を借り、本社も置く。道央道のインターチェンジに近く、「ここにターミナルがあるメリットは大きい」(三谷久俊常務)という。

 かつて湿地帯だった場所に開設された札幌貨物ターミナル駅。周辺にはトラック基地や倉庫が次々と建設された。半世紀を経て鉄道、トラック、フェリーが連携する巨大な物流基地に変貌し、道民の生活を支えている。その役割を担う人々は、今日もここから各地へ走る。=第3部おわり=

(津野慶、袖山香織が担当しました。どうしん電子版で札幌貨物ターミナル駅をテーマにした記者座談会が読めます)


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