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鉄道貨物輸送研究スレッド

247とはずがたり:2004/05/07(金) 02:22
贅沢な道楽だなぁ

http://www.asahi.com/money/topics/TKY200405030300.html
国内初の貨物専用航空、なぜ破産? 名声も資金も無力

 国内初の貨物専用航空会社として飛び立ったオレンジカーゴ(本社・名古屋市)がこの春、就航からわずか半年足らずで自己破産した。創業者は「トヨタの大番頭」のひ孫としても注目を集めたが、名声も豊かな資金も成功への追い風にはならなかった。空の規制緩和に乗って、航空ビジネスに風穴をあけるはずだったベンチャー企業は、なぜ失速したのか。

 「新しい常識を作る」。石田泰正社長(29)は起業時、そう宣言した。

 航空大手が手薄な深夜と早朝の時間帯に、羽田と地方空港を小型機で結び、新たな貨物航空の需要を掘り起こす。インターネット普及に伴う通信販売の拡大も見越したベンチャービジネスだった。

 石田社長は、トヨタ自動車の礎を築いた故・石田退三元トヨタ自動車工業社長のひ孫にあたる。曽祖父(そうそふ)の名声を背景に、財力も受け継ぎ、8億2500万円の資本金のうち95.2%を個人で負担した。

 だが、名もカネも無力だった。見通しの甘さはすぐに、まず運航で、そして取り扱い貨物の伸び悩みにあらわれた。

 昨年10月、羽田と鹿児島、長崎をそれぞれ結ぶ2路線を1日1往復でスタート。しかし、翌11月には機長が足りず長崎線を運休。関係者は「深夜の操縦は体力的にも厳しい。人材確保が難しかった」と打ち明ける。あわてて乗員養成に取り組んだが追いつかなかった。

 当初の計画では、屋久島など離島路線を中心に拡大し、04年度に単年度黒字を達成するはずだった。だが、絞り込んだ鹿児島線さえ集荷が安定せず、取り扱い貨物量は低迷。2.5トンの最大積載量に対し、平均積載量は0.6〜0.9トンにとどまった。

 手じまいはあっけなかった。就航から6カ月目の3月19日、役員に同日付での運休を切り出され、春以降の事業計画を説明しようと準備してきた幹部社員はあっけにとられた。22日には正式に営業を停止し、約80人の従業員を解雇。31日に名古屋地裁に自己破産を申請した。

 取り扱い貨物が低迷する一方で、機体の整備費用などが計画以上にかさみ、03年度の赤字は予想の4倍の約20億円に膨らんでいた。「傷を広げる前に撤退した」(関係者)わけだ。

 航空大手の貨物部門幹部は、「結局、貨物の中身も宅配便などで、われわれとそう違いはなかった。ニッチ(すき間)を攻めようにも、まだ狭すぎたのでは」と評する。

 地方の港に水揚げされた特産の「ブランド魚」などをネット産直で都市部の顧客に届ける。大型トラックに03年9月から速度抑制装置の装着が義務付けられたことから、東京と地方を結ぶ小回りの利いた貨物航空便の需要は増えるはず−−。そんな狙いは皮算用に終わった。

 早すぎる倒産に、ある取引先は「あまりに突然で、社長から説明もない」と怒る。倒産後、石田社長は公の場に姿を見せていない。ただ、処理は粛々と進み、小型機4機をリースして約8億9千万円の債権を持つUFJセントラルリースも「有価証券が担保で、債権は全額保全されている」という。

 リスクをとって事業を立ち上げ、失敗なら潔く退き、再起をめざす。ベンチャー起業家の通例とはいえ、今回は航空運送事業許可を得たビジネスだけに、社会的責任は重い。事業廃止を届け出ることもなく倒産したオレンジカーゴの小型機は、いまも長崎と鹿児島の空港に2機ずつその姿をさらしたままだ。

(05/04)


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