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鉄道貨物輸送研究スレッド
2194
:
荷主研究者
:2016/10/08(土) 22:48:59
>>2193
続き
こうした様々なアイデアを盛り込んで開発された特殊鋼輸送用の専用コンテナを載せ、大同の鉄道輸送は再び走り出したのである。列車の名前は“ CO2削減号”。その名の通り、鉄道コンテナ輸送へのシフトに伴う CO2削減見込み量は、年間約5000トンという数字にのぼり、国土交通省や中部運輸局からも「環境にやさしい物流」の好例として非常に高い評価を受けたのであった。
巧みな改善により大同の鉄道輸送の活路を切り拓いた横濵らは、その後もあらたな“ひらめき”を武器にモーダルシフトを進めていく。次に実現したのは、線材コイルの鉄道輸送。2006年のことであった。
ここでも、コンテナは改善の鍵となった。丸棒鋼材輸送用コンテナを開発したノウハウを活かしながら、今度は大同グループの一員である丸太運輸とともに 線材コイルを運ぶためのコンテナを開発する。積載量は10トン。工場でのクレーン作業でコイルを上から積み込めるよう天板をなくし、コイルを固定するための支柱をコンテナ内に取り付けた。前回同様、風雨対策用のシートも設置し、やはり線材コイルの品質確保を実現するコンテナが完成したのである。
こうした物流における独創的なアイデアは、先に実施されていた船輸送にも見ることができる。天候の影響を受けることなく荷物の積み下ろしができるよう、港に着いた船ごと屋根で覆う専用の船着場 “全天候バース”の活用もその一つである。
横濵らのひらめきは、グループ会社や協力会社との見事な連携によって独創的なアイデアとして実を結んだ。そしてそのアイデアが、大同のモーダルシフトを製品品質の確保とコスト面のメリットとのバランスを保ちながら、環境負荷低減への大きな効果を生み出す画期的なものにしているのである。
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信頼で築くモーダルシフト
「想いを伝えること。そのために、ひたすらお願いする…それしかないんですよ。」
大同のモーダルシフトを進めるためには、鉄道会社や運輸会社等との協力体制が重要となる。そうした連係プレーの陣頭指揮を執る横濵は、まず自分の想いのたけを相手に伝えることからはじめるという。
ゼロから物流のルートを築くというプロジェクトは、協力体制を組む鉄道会社、運輸会社にとってもリスクの低いものではない。人員の確保、輸送ルートや船舶、貨車の確保などを一つ一つクリアしていかなくてはならないのだ。製品を安全に、環境にやさしい方法で最も効率よく運ぶという一つの目標に向かって、大同のために多くのスタッフを一つにまとめて動かしていく。その大仕事を成し遂げる推進力となるのは・・・
「大同のためならやろう、横濵のためならやろうと思っていただけるような関係。最後はそこにかかってきます。」
つまり“信頼関係”のみだと横濵は語る。
時には、相当な労力とリスクを負ってスタートした輸送ルートを、大同側の様々な状況で十分に活用することができず、協力会社から「だまされた」と怒りの声が聞こえてくることもあったという。しかし、横濵は事情の詳細を説明し、改善策を綿密に練り上げながら納得してもらえるまで誠意を持って説明する。また、大同のモーダルシフトを次のステージに進めるためのアイデアや、今後のルート拡大の構想などを話しながら、環境にやさしい物流の輪を広げていくという大きな夢を共有することで確かな信頼を築いていくのである。
こうして推し進めてきた大同のモーダルシフトであるが、ルートを完成させるためには、それを利用し製品を受け取るユーザーの理解も必要となってくる。モーダルシフトの影響を最もうけるのは実は納入先企業であるといえる。環境にやさしいという人類最大のメリットを考慮したとしても、実際にはモーダルシフトによって、納期のタイミング等に変化が現れるのだから、その点を理解していただいた上で取引を行わなくてはならなくなる。
ユーザーニーズを満たすという企業責任と、さらにモーダルシフトを進めていくという社会貢献、その両方を果たすために必要となるのは、やはりユーザーとの信頼関係だといえるだろう。大重量の特殊鋼製品を日本各地に運ぶそのルートの根幹には各方面と大同特殊鋼の信頼関係という太いパイプが横たわっているのである。
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