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鉄道貨物輸送研究スレッド
2037
:
荷主研究者
:2015/11/07(土) 22:43:34
http://cargo-news.co.jp/contents/code/151020_1
2015年10月20日 カーゴニュース 第4420号
廃棄物の鉄道輸送20周年で田村社長が川崎市長を表敬訪問=JR貨物
JR貨物の田村修二社長は15日、廃棄物輸送の「クリーンかわさき号」の運行開始20周年を記念して、川崎市役所に福田紀彦市長を表敬訪問し、Nゲージの「クリーンかわさき号」を贈呈した。
「クリーンかわさき号」は96年10月から運行を開始した。地形上、東西に長い川崎市では、市西部にある処理センターに集められたゴミや焼却灰を臨海部にある浮島処理センターまでトラックで運んでいたが、渋滞や廃棄ガスによる交通公害が悪化することを防ぐため、梶ケ谷貨物ターミナルから末広町駅までの約23kmの輸送を鉄道に切り替えた。使用されているコンテナはこの輸送のために新しく開発した私有コンテナで、開口部の密封度が高く悪臭や汚水が漏れないように設計されており「クリーンかわさき号に始まった環境輸送はJR貨物にとっても新しいビジネスモデルとなった」(田村社長)としている。
専用センターもグループ会社の全国通運が運営しており、コンピュータや空き缶・ペットボトルなどのリサイクル対象品目の拡大もあって、現在では毎日78個のコンテナが鉄道で運ばれ、年間30㌧のCO2排出削減効果があるという(杉の木約2000本分)。
田村社長と懇談した福田市長は「廃棄物はゴミというよりもエネルギー、燃料を運ぶという感覚になりつつある。地形的に細長いが、それを結ぶ道路網は弱いという川崎市の弱点を鉄道利用によってピンチをチャンスに変えた輸送だと思う。陸運業界では人手不足だが、その解消にも役だっているのではないか」と述べ、田村社長は「それまで、あまり商売にならないと思っていた短距離の輸送も、専用列車的な運用で効率を高めることでビジネスにつながった。これは輸送距離の短い石油の車扱列車にコンテナ貨車を併結するという発想にもつながっている。そうした草分けとして川崎市に感謝したい」と応えていた。
JR貨物によると現在では70自治体で、こうした環境輸送を行っており、都内にある19ヵ所の焼却場からでる焼却灰の長距離輸送の半分を鉄道で運ぶという大きなプロジェクトも進行中だという。
(2015年10月20日号)
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