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鉄道貨物輸送研究スレッド

1925荷主研究者:2015/03/08(日) 12:50:54
>>1924-1925 続き

 この後、荷主からの発表に移ったが、住友化学は「危険品輸送も多く、そうなるとすぐには輸送手段を替えることができない」「48時間しか保温がきかない製品などもあるが、すぐに貨車から下ろしてくれないという問題もあった」「12ftコンテナについてはJR貨物が代行輸送の手配を行ってくれるが、20フィートコンテナの代行輸送は自分たちで手配しなければならない」などの問題点を指摘。

 トヨタは専用列車を名古屋〜盛岡で1日2往復走らせているが「今回はそこを直撃されて困った」という。全量トラックで対応し、普段は完成車輸送を担当しているトヨタ輸送などの力も借りたというが、すぐにつかまらなかったという。また「開通情報が早くほしい、先まで抑えるとムダになる」とも指摘。また、31ftコンテナの陸上輸送には特殊車両通行許可に1週間かかるので規制緩和ができないか、とも提案。「31ftコンテナの中身は10tトラックに一度バラして運んだが、基本的にはJR貨物が線路でちゃんと運んでほしい」「西浜松、静岡は駅が小さくて、コンテナであふれて持ち込めなかった」「大型コンテナ用のトップリフターもない駅があった」などの問題点をあげていた。

 パナソニックは関係会社からもヒアリングして今回の場に臨んだという。鉄道輸送しているのは新車用のカーバッテリーが多く、全体の8割を鉄道輸送していたという。「カーバッテリーは自動車工場へのジャストインタイム納入が求められるので運賃交渉せずにトラックを確保した。しかしトラックをすぐに捕まえるのは難しく、最初は2週間不通になると言われたので、その期間で確保したが、10日で開通したので4日間がムダになった」という。

 また、荷主各社によると、いったんJR貨物にコンテナを渡せば、代行費用は貨物会社負担だが、その前段階だと荷主負担となるという。

 4月にヤマト、佐川、味の素から意見を聞く。

 今後、6月までにこの委員会としての意見をまとめるが、今回は対策のメニューリストをつくり、誰が課題の当事者なのかを特定して、引き続き別途検討するとしている。

 まずは対策のメニューをあきらかにするという会議になりそうだが、三島会社、貨物会社の上場問題にもからむため、本州3社など旅客会社からも高い注目を集めていた。

 (2015年3月3日号)


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