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鉄道貨物輸送研究スレッド

1820荷主研究者:2014/09/21(日) 23:53:57

http://cargo-news.co.jp/contents/code/140729_1
2014年7月25日 カーゴニュース
2年前の江差線脱線は積荷の左右アンバランス原因=運輸安全委報告書

 運輸安全委員会は25日、12年4月26日にJR北海道の江差線泉沢〜釜谷駅間でJR貨物のコンテナ列車が脱線した事故について「貨車に大きな静止輪重アンバランスが生じていたことについては、コンテナ内の積み荷の偏積によるものと推定される」とする調査報告書を公表した。

 脱線を起こした貨車に積載されていたコンテナは進行方向から(1)肥料(2)タイヤ(3)〜(5)トナー原料。事故後に積荷の状況を確認したところ大きな荷崩れは見られず、合計23.79tの重さで、最大積載重量40・7t以下だった。しかし(4)と(5)については段ボールとフレコンバッグに入ったトナー原料が混在されていた。しかも、トナー原料が入っていたコンテナ(4)の右側には540kg(段ボール)、左側には3600kg(フレコンバッグ)(5)の右側には180kg(同)、左側には1800kg(同)という積み方で、左側の方が重かった。この結果、右車輪の輪重が約25%軽いという「大きな静止輪重アンバランスが生じていた」としている。さらに、「貨物列車が運行する区間において管理することとされている複合変位が、整備すべき対象には該当していなかったが、車輪のレール乗り上がり開始箇所の手前で比較的大きくなっていたことは、外軌側車輪の輪重減少を助長させた可能性もあると考えられる」としている。

 JR貨物は「深くお詫びし、再発防止に万全を期す」と田村修二社長がコメントするとともに、すでに安全対策の強化に取組んでいる。重量計やトップリフターの機能を使ったコンテナの重量バランスの測定(サンプルチェック)を行っているほか、走行中の積荷の偏りを調べる輪重測定装置も導入する。抜本的な対策となる輪重測定装置は遅くとも16年3月に予定されている北海道新幹線開業時までに五稜郭駅などに導入する方針。このほか、利用運送事業者に、均衡の取れた積付けを定めた貨物運送約款の遵守を改めて要請しており「積付けガイドラインを示すと共に、偏積の可能性のあるコンテナの調査に基づき、積載状況の確認への立ち会い、積載状態のサンプリング調査を実施していく」という。また、脱線が始まったと推定される曲線区間については時速45kmの徐行運転を続けている。

 コンテナ輸送は、原則として利用運送事業者が空コンを荷主の物流センターなどへ運び、そこで貨物を積み込んだ上で施封して駅に持ち込む。この際、約款上は「貨物は、床面上にその重量が均衡するよう、かつ、容易に移動しないよう積み込むものとする」となっているが、報告書によると、問題となったコンテナ(3)〜(5)に関して、利用運送事業者は「積載状況の確認を失念したまま施封した」としている。

 こうした積荷のアンバランスに起因した問題は鉄道コンテナだけでなく、横転事故など海上コンテナの陸上輸送でも起こっている。

 民主党政権時には「国際海陸一貫運送コンテナの自動車運送の安全確保に関する法律(海コン法)」が閣議決定されたものの廃案になったという経緯もあった。海コン法はコンテナを積載したトレーラなどのドライバーがコンテナ内に積み込まれた貨物に関する情報を的確に把握することができるようにするため、受荷主は発荷主などからコンテナの情報(品目、重量、積付け情報など)を取得してドライバーに伝達することを義務付ける内容だった。しかし、経団連を初めとする荷主団体からの反発もあり、13年6月に「国際海上コンテナ陸上運送新安全輸送ガイドライン」が制定されたという経緯を辿った。

 現場で立場上、荷主に対して「この積付けでは運べない」と通告できるドライバーがはたして何人いるのか、という問題も含めて、これからも積付けの問題は安全面で大きな課題になっていきそうだ。

 (2014年7月25日号)


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