したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

鉄道貨物輸送研究スレッド

1756荷主研究者:2014/03/22(土) 01:25:03
かなり大規模なモーダルシフトである。
>チャーター船による海上輸送がメインだった八戸工場(青森県八戸市)から関東地区消費地への輸送の月間1万㌧を鉄道輸送に切り替えることに成功

http://cargo-news.co.jp/contents/code/140304_2
2014年3月4日 カーゴニュース 第4262号
三菱製紙の関東の二次配送拠点「越谷SC」を本格運用=小山企業

 小山企業(本社・埼玉県戸田市、小山嘉一郎社長)では、浪速通運(本社・大阪市福島区、井口惠介社長)との協業により、三菱製紙の関東の二次配送拠点として「越谷サービスセンター(越谷SC)」(埼玉県越谷市)を本格運用している。JR貨物越谷貨物ターミナル駅から至近にある越谷SCを活用することで、三菱製紙は従来、チャーター船による海上輸送がメインだった八戸工場(青森県八戸市)から関東地区消費地への輸送の月間1万㌧を鉄道輸送に切り替えることに成功し、物流コストダウンを図るとともに、モーダルシフトを推進している。

 「越谷SC」は埼玉県東部に位置する「越谷流通団地」の中にあり、外環自動車道を中心に常磐自動車道、東北自動車道、首都高速へのアクセスにも恵まれ、JR貨物越谷貨物ターミナルをはじめ各特積業者の支店が集中するなど、各輸送モードに適したロケーションとなっている。4棟で構成され、総床面積は約1万平方m。各階の床荷重は1坪(3・3平方m)当たり5〜8tと重量物に対応可能な倉庫。大型トラックが駐車できるヤードが3ヵ所あり、うち2ヵ所は屋根付きで雨天時にも影響なく荷さばきが行える。

 従来、三菱製紙では有明(東京)、新座(埼玉)に二次配送拠点を設置しており、八戸工場から関東、関西地区への輸送は2隻のチャーター船で海上輸送していた。物流改革の一環でチャーター船を1隻減らし、物量の変動により柔軟に対応可能な鉄道輸送への切り替えに着手。八戸工場から関東地区向けにトラックで輸送するとコストアップになるため、今回、鉄道輸送および貨物駅に近い、関東における第3の二次配送拠点を確保したことによりトラック輸送を大幅に減らし、輸送コストと環境負荷の低減につながった。

 小山企業では埼玉・戸田地区でも製紙メーカー、紙代理店の物流を請け負っており、紙のフォーク作業のノウハウがある。営業倉庫の小山企業を利用することで、(1)賃貸契約に比べて固定費の圧縮が可能(2)土曜日の荷役にも柔軟に対応(3)物量が急に増えても、地場の倉庫会社である小山企業のネットワークを活用し、バッファー倉庫もスムーズに確保――等のメリットがある。将来的には、小山企業ではアパレル製品の共同配送で培ったノウハウを生かし、浪速通運と連携し、複数製紙メーカー・代理店の共同配送の提案も視野に入れている。

 (2014年3月4日号)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板