したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

企業の提携・合併観察スレ

968荷主研究者:2010/06/26(土) 19:15:39

http://www.sankeibiz.jp/business/news/100616/bsc1006160502006-n1.htm
2010.6.16 05:00 Fuji Sankei Business i.
三洋電機、太陽電池パネル生産2.1倍計画 性能「最高」世界トップ3狙い

三洋電機が国内で今秋発売する太陽電池パネルの新製品=15日、東京・上野の三洋電機東京ビル

 三洋電機は15日、太陽電池をパネルに組み立てる国内工場の生産能力を、2010年度末に09年度比約2.1倍の29万キロワットに引き上げると発表した。政府や自治体の補助金制度により、国内で需要が拡大することに対応する。世界最高水準の発電性能を持つ太陽電池を武器に得意の住宅用以外に企業向けや太陽光発電所向けを開拓する。三洋は、国内の生産態勢を増強し、国内シェア首位のシャープや2位の京セラなど上位メーカーを追い上げる。

 二色の浜工場(大阪府貝塚市)の生産能力を工程の改善などで3.5万キロワットから4万キロワットに増強する。滋賀工場(大津市)の生産能力は現在の10万キロワットから25万キロワットに引き上げる。滋賀工場は従来計画で10万キロワット増強する予定だったが、ライン設備を増設しさらに5万キロワット上乗せする。投資額は約4億円。

 パナソニックグループが15年度に世界シェアトップスリー入りを目指すための戦略商品となる次世代太陽電池を13年度に商品化することも発表。太陽電池の基幹部品「セル(発電素子)」が光を電気に変える効率を量産ベースで従来品の約20%から23%以上に高める。発電効率は現在21%台の米サンパワーを抜いて世界最高になるという。セルの厚みも薄くし材料費も抑える。当初はパナソニックの兵庫県尼崎市のプラズマパネル工場内で生産する方針だ。 

                  ◇
【予報図】

 ■価格優位「結晶型」へ一本化も

 「製品の競争力を高めるため、生産態勢の強化とともに大幅なコストダウンも進める」。同日、都内で記者会見した前田哲宏執行役員兼ソーラー事業部長はこう述べ、パナソニックの設計手法などを取り入れて開発を行うことを強調した。

 三洋とパナソニックが強化する太陽電池は「結晶型」。次世代型も結晶型の従来品を基に開発を進める。結晶型は、国内シェア首位のシャープが注力する「薄膜型」に比べて原材料となるシリコンの使用量が多く、高コストなのが弱点とされた。三洋があえて結晶型で強化策を打ち出すのはシリコン価格の下落で薄膜型の優位性が薄れてきているためだ。薄膜型より発電効率が約2倍上回る結晶型で価格の優位性を引き出し、シェアを獲得する作戦だ。

 一方、三洋は新日本石油と折半出資会社を設立し薄膜型の研究開発も進めているが、生産・販売を11年度以降に延期する方針。市場で存在感を高めるためには結晶型への一本化が求められる局面も予想される。(佐藤克史)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板