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企業の提携・合併観察スレ

910荷主研究者:2010/02/27(土) 15:39:44

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20100224302.htm
2010年2月24日03時10分 北國新聞
リチウム電池事業に参入 澁谷工業 ドイツのメーカーと提携

 澁谷工業(金沢市)は、電気自動車などの動力源に使われるリチウムイオン電池の関連事業に参入する。同社と子会社シブヤマシナリー(同市)は23日までに、ドイツのメーカーと業務提携し、同電池に必要な電極材を製造するシステムを開発した。リチウムイオン電池は電気自動車などの普及に伴って市場拡大が見込まれており、澁谷工業は2、3年後に同事業で売上高100億円規模を目指す。

 同日、澁谷弘利社長が金沢市内で会見した。提携先は南ドイツのIKA−WERKE(イカ・ヴェルケ)社。従業員はグループ会社を含め約600人。ドリンク剤、医薬品などの原料である粉末や液体の分散・混合用機器を製造販売している。

 開発したのは、リチウム酸化化合物や溶剤などの原料を混合、分散し、「電極材をマヨネーズのようにどろどろの状態にする」(シブヤマシナリーの担当者)システム。電極材は電極板への塗り付けや裁断、組み立てなどを経てリチウムイオン電池になる。

 同システムには澁谷工業が持つ薬品などの調合技術とIKA社の分散、混合技術を導入。連続して作業を行うシステムに変更し、従来、5〜8時間掛かっていた作業時間を約4分の1に短縮する能力を持つ。原料が均等に混ざることから品質も高くなるという。

 IKA社の日本法人IKAジャパン(奈良県大和郡山市)と協力し、澁谷工業が販売を担当、シブヤマシナリーが同社の津幡工場で製造する。価格は2〜4億円を予定し、化学会社や電気メーカー、自動車メーカーなどへ売り込む。3月3日に東京で開かれる国際二次電池展でシステムを出品し、初年度の売上高目標は20億円とする。

 同社によると、リチウムイオン電池の市場は2009年に約9千億円で、15年には2兆6千億円に拡大するという。澁谷社長は「電気自動車向けで需要が確実に伸びる。世界最先端のシステムで、国内シェア50%を目指したい」と話した。


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