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企業の提携・合併観察スレ

755千葉9区:2009/02/05(木) 01:34:47
http://www.asahi.com/business/update/0204/TKY200902040307.html
半導体、再編必至 エルピーダ、政投銀に支援要請を検討(1/2ページ)
2009年2月4日22時52分

 半導体不況が深刻化し、DRAM大手のエルピーダメモリは日本政策投資銀行に、500億円程度の資金注入を求める検討を始めた。一方、システムLSI(大規模集積回路)事業でも設備は過剰気味。「分社化宣言」をした東芝を軸に、NECと富士通を含めた三つどもえの再編劇が避けられない。

 エルピーダは4日、閣議決定したばかりの一般企業を対象とした公的資金注入制度の活用について「資本増強の選択肢の一つとして検討したい」とのコメントを発表した。新制度には、同社幹部から「素早く国会で成立してほしい」と期待の声が出ていた。

 パソコン向けを主力とするDRAM業界は、それだけ厳しい局面を迎えている。需要低迷から取引価格が急下落。昨年末に生産コスト2ドルに対し売価が58セントになった。独大手キマンダは先月破綻(はたん)した。

 エルピーダも08年9月中間決算の連結営業損益で401億円の赤字を計上。09年3月期では1千億円規模まで膨らむ見込みだ。さらに昨秋発行した500億円の新株予約権付社債について、株価低迷から前倒しで償還を迫られた。

 その一方で、台湾勢との連携を図る。台湾3社が経営統合したうえで、「日台連合」をエルピーダが主導する案を再建計画に盛り込む。こちらも、台湾当局の公的資金支援を仰ぐ考えだ。

 システムLSI市場も昨秋以降、世界的な自動車やデジタル製品の消費低迷で急速に縮小している。工場稼働率は半分程度に落ちており、メーカー幹部は「製品によっては、受注ゼロも相次いだ」と明かす。

 LSI事業のNECエレクトロニクスは09年3月期で550億円、富士通はデバイス分野で700億円の営業赤字を見込む。フラッシュメモリーが主力の東芝も先月末、不振のLSI事業の分社化検討を宣言し、「積極的に業界再編を進めていく」(西田厚聡社長)姿勢に転換した。

 関係者によると、事業統合に向けNECは東芝と交渉を開始。両社は先端技術の共同開発で親和性は高い。ただ、NECは富士通とも交渉をしている。過去の交渉が暗礁に乗り上げていた東芝と富士通でも、「東芝が分社化に踏み切ればもう一度話す可能性がある」(富士通幹部)。

 関係者は「3社の交渉話は『浮かんでは消えて』を繰り返してきた」。ただ、業績悪化に後押しされ、3社の事業統合を含めた再編話が一気に現実化する可能性がある。アイサプライ・ジャパンの南川明主席アナリストは「日本メーカーは生産設備が過剰で、再編は避けられない。この不況が転換点になる」と語る。(湯地正裕)


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