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企業の提携・合併観察スレ

2289とはずがたり:2018/06/07(木) 22:44:39
<富士フイルム>ゼロックス買収、撤回に含み…古森会長
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20180608k0000m020111000c.html
21:45毎日新聞

 富士フイルムホールディングス(HD)の古森重隆会長が7日、毎日新聞などの取材に応じ、暗礁に乗り上げている米複写機大手ゼロックスの買収計画の推進の是非について、「数カ月か半年」をめどに判断するとの考えを示した。5月にゼロックス側が買収合意破棄を表明して以来、古森氏が公的な場で発言するのは初めて。

 古森氏は会見で、現在、ゼロックス側と交渉がないことを明らかにしたうえで、買収撤回の可能性について「数カ月か半年間、(交渉の動きが)何もなければ仕方がない」と述べ、経営陣として初めて買収撤回の可能性に言及した。一方で、ゼロックス側から新しい提案があった場合は「検討するのは、やぶさかでない」とも述べ、交渉による解決にも含みを残した。

 買収計画は古森氏とゼロックスのジェイコブソン前最高経営責任者(CEO)が主導し、今年1月に合意した。だがその後、ゼロックスの大株主カール・アイカーン氏らが「ゼロックスの価値を過小評価している」などと反発し、ゼロックスは5月13日、ジェイコブソン氏らの退任と新経営陣の選任、買収合意の破棄を表明した。

 古森氏は1月の買収合意時には「一体経営になることで、一貫した世界戦略が可能」と述べ、アジア市場に強い傘下の富士ゼロックスと、米国市場に強いゼロックスの相乗効果を強調していた。今回の会見では、経営統合が撤回されても富士ゼロックスは「十分やっていける」と述べる一方、「ゼロックスは(生産能力が乏しく自力では)生産できない。統合で勝ち抜いていくしかない」として、合意破棄で困難な状況になるのは、ゼロックス側との認識を示した。

 アイカーン氏らゼロックスの大株主側は、富士フイルム側に買収条件の見直しを求める発言をしたり、売却先を新たに決める入札の実施を示唆したりしている。古森氏は、こうした大株主の動向について、「経営は、そろばんが合わないといけない。向こうの提案は、私のそろばんに合わない」と語り、妥協しない姿勢を示した。また、買収合意の破棄についてゼロックスに対し「損害賠償も辞さない」との考えを示した。

 ニューヨークの裁判所は4月、ゼロックスの大株主の提訴を受け、買収を差し止める仮処分を決定しており、富士フイルムHDは5月、これを不服として上訴している。審理は9月に開始される予定で、裁判が長期化する可能性もある。【柳沢亮】


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