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企業の提携・合併観察スレ

215とはずがたり:2003/10/28(火) 10:14
http://www.asahi.com/business/update/1028/059.html
「日の丸半導体」反転攻勢へ エルピーダが来年上場

 半導体メモリーDRAMの専業メーカーとしては国内唯一の「エルピーダメモリ」が、来年にも株式を上場する方針を決めた。東証上場と同時に公募増資などで1000億円規模の資金を調達し、国内工場の設備投資に充てる見通しだ。同社はNECと日立製作所の共同出資で、国内各社が韓国、台湾勢との競争に敗れる中、再編で生き残った「最後のとりで」。最先端の技術を生かして業績回復のめどをつけ、上場へと道を開いた。「日の丸半導体」復活を印象付ける転換点となりそうだ。

 04年に上場を果たせば、大規模投資を加速し、広島工場の新棟建設も可能になる。需要増を見込む最先端DRAMの供給を増やせば、一層のシェア(市場占有率)拡大が期待できる。業績回復を大規模投資につなげる好循環に入る。

 エルピーダは99年の設立以来、当期赤字が続く。だが、04年1〜3月期には初の黒字が視野に入り、04年度に年間での黒字転換を見込む。データ処理が高速で記憶容量も大きい最先端DRAMの生産で先行し、市場が急拡大する携帯電話やデジタルカメラ用などパソコン以外の市場開拓が進んだことで収益が改善し始めた。

 今年11月上旬には、半導体最大手の米インテルからの出資などで計1700億円にのぼる資金調達を完了し、04年6月までに最新設備の生産能力を従来の約7倍に引き上げる。業績回復が評価され、調達額は当初見込みより約600億円増える。最新設備の生産能力では世界トップクラスに立つ。これが上場への弾みとなる。

 DRAMはコンピューターなどのデータ保存に使われる半導体で、80年代後半には日本勢が世界シェアの7割超を占めた。90年代半ばから競争力を増した韓国勢などの攻勢で、採算が悪化。東芝や富士通など大手の相次ぐ撤退で日本勢のシェアは1割程度に急落し、国内ではエルピーダが残るだけに追い込まれていた。 (10/28 09:38)


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