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企業の提携・合併観察スレ

2092チバQ:2017/05/23(火) 21:55:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170523-00000106-mai-bus_all
<東芝>半導体争奪激しく 高い技術「2兆円の価値」
毎日新聞 5/23(火) 21:18配信

<東芝>半導体争奪激しく 高い技術「2兆円の価値」
東芝本社=東京都港区芝浦で2017年1月、本社ヘリから
 東芝再建の「切り札」として、米韓台の企業や政府系ファンドの産業革新機構が争奪戦を繰り広げている半導体メモリー事業。その価値は「少なくとも2兆円」(東芝幹部)とされるほど巨額だ。この分野を開拓した技術力が、評価につながっている。【古屋敷尚子、安藤大介】

 「通常なら絶対に売却されない技術。争奪戦になって当然だ」。エース経済研究所の安田秀樹アナリストは解説する。

 米調査会社IHSによると、2016年の東芝の半導体メモリー市場の世界シェアは19.3%と2位。首位の韓国サムスン電子(35.2%)に次ぐ規模だ。16年に371億ドルだった市場規模は、5年後には500億ドルに拡大する見通しだ。高度な技術を手に入れようと、同業の韓国SKハイニックスのほか、シャープを買収した台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業、産業革新機構と米ファンドによる日米連合、米ブロードコムが名乗りを上げた。このほか、三重県・四日市工場で協業する米ウエスタン・デジタル(WD)も、自社が主導権を取れる形での決着を求めている。

 売却対象は、NAND(ナンド)型フラッシュメモリーと呼ばれる半導体だ。東芝が開発に成功し、1991年に実用化した。電源を切ってもデータが消えないのが特徴で、多くの情報を記憶できて書き込みが高速なうえ、コストも低い。

 スマートフォンやデジタルカメラ、パソコンなど、身の回りの電機製品には欠かすことができない技術となっている。記憶できる情報の大容量化の競争が激しく、スマホに記憶できる情報量はこの5年間で4倍になった。官公庁や企業の大規模な情報を記憶するデータセンターで多く使われている。

 広く普及させようと、92年にサムスン電子に技術情報を提供。小さな回路にいかに多くの情報を書き込めるかを競い、毎年数千億円規模の投資を続けることが求められた。その結果、巨額投資を続けたサムスンに2000年代前半に追い抜かれた。近年は、容量を増やすため、平面に書き込むタイプから、平面型を積み重ねた「三次元型」の開発が進む。ここでの開発力は「ややリードするサムスンと東芝の一騎打ち」(IHSグローバルの南川明主席アナリスト)の情勢だ。

 一方、高度な技術のため、軍事面に転用される懸念もある。例えば「製造の段階で意図的にデータを破壊されるよう細工して出荷される危険性もある」と指摘する専門家もいる。このため、売却先の選定にも影響し、事態を複雑化させている。


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