[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
1301-
1401-
1501-
1601-
1701-
1801-
1901-
2001-
2101-
2201-
2301-
2401-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
企業の提携・合併観察スレ
1298
:
とはずがたり
:2013/11/21(木) 16:52:14
>>1297-1298
?営業利益率が30%近いレンズ交換式が占める割合は、売上高は44%だが、営業利益では60%。交換レンズと合わせると、デジカメ全体の利益の96%をたたき出している。販売台数はレンズ交換式の倍以上のコンパクト型が、営業利益ではほとんど寄与していないのと比べると対照的だ。
?今回の修正で、今期のイメージングシステム事業部の営業利益は前期比でほぼ横ばいの2120億円となる見通し。このうち「為替の影響は1300億円」(田中CFO)といい、為替増益分を除いた現地通貨ベースでは、1300億円の大幅減益という厳しい状況に陥っているのが実情なのだ。
レンズ交換式
低迷の原因は景気だけなのか
?キヤノンを支えてきたレンズ交換式は販売開始以降、右肩上がりの成長を続けてきた。だが、今回の下方修正で前年を20万台下回り、初のマイナス成長に転じる見通しだ(図(4))。
?この理由について田中CFOは「景気低迷が原因で、減少は一時的」と述べ、「先行して景気の明るさが見えた日本では(レンズ交換式が)売れ始めている。他地域も景気回復とともに売れることを期待している」と強調。レンズ交換式の不振の原因はあくまで「景気低迷」で、コンパクト型のように、スマホの侵食による市場構造の変化の影響は否定する立場を取る。
?キヤノンの見立ては正しいのか。試金石となるのが、修正後の業績予想を達成できるかどうかだ。懸念材料は、今年のデジカメの売れ行きが、前年同期比でキヤノンの予想よりも低く推移している点だ。
?カメラ映像機器工業会(CIPA)の統計によると、今年1〜9月のコンパクト型の世界総出荷台数の累計は、前年同期比で43.9%減となる3432万台。レンズ交換式も同16.7%減の1224万台と大幅に落ち込んでいる。
?キヤノンの最新の販売台数予想のコンパクト型1400万台、レンズ交換式800万台は、前年比で換算すると、それぞれ23.4%減、2.4%減。世界のカメラ市場の落ち込みと比べると、キヤノンの見積もりは少し甘めだ。
?カメラ需要が最盛期を迎える年末商戦が控えているものの、年間販売台数がキヤノンの最新の想定に届くためには、10〜12月の3カ月間で、コンパクト型、レンズ交換式共に、前年並みかそれ以上の台数を売らねばならない。
?再三にわたる今期の業績予想修正は、市場環境の変化に敏感に対応している結果なのか、それとも単に見通しが甘いだけなのか。一眼レフという屋台骨が揺らいでいるならば、代わる収益源の確立は急務だ。キヤノンは自社を映す“目”の確かさが問われている。
?(「週刊ダイヤモンド」編集部?大矢博之)
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板