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企業の提携・合併観察スレ

1189とはずがたり:2012/09/26(水) 22:55:31
>>1187-1189
台湾企業との事業提携は
日本企業の生き残り策?すべてを取られるだけ?

 シャープに1500億円の追加融資を決めた日本のメガバンクの本音も「鴻海ありき」だ。

 シャープは長短合わせて1兆5000億円ほどの資金調達が必要と言われているが、メガバンクが支援を継続していくた大前提は、シャープ本体への鴻海による資本投入であり、鴻海によるシャープへの経営関与だ。鴻海と一体化することで、アップル製品の受注の受け皿となり、操業効率の劇的な好転が期待できるからだ。

 だが日本の産業界からはシャープの先行きを不安視する声が後を絶たない。シャープとの関連も浅くないあるメーカーの経営者は率直な思いを語ってくれた。

「シャープは予想以上に悪い方向に動いている気がする。町田さん(町田勝彦相談役)は『技術は必ず日本に残す』といい続けてきた人だが、一変した。いまや台湾に引きずられて、人材も情報も、すべてを失いかねない状況だ」

 たしかに社長時代の町田氏は国内生産に拘り、情報の海外流出を厳しく管理してきた経営者として知られてきた。鴻海との提携はいわば「宗旨変え」だ。この変節を毎日新聞の記者に突かれた町田氏は、鴻海との提携を次の一言に集約してみせた。

「日本の企業が生き残るビジネスモデルの1つになると自信を持っている」

 日本企業生き残りの新たなビジネスモデルとなるのか。

 それとも、台湾企業にすべてを取られてしまうだけなのか。

 いや、それ以前に、鴻海との資本提携自体が、シャープの納得いく形で進んでいくのか。

 そんな疑問が広がるなか、9月21日、シャープが米国インテルと資本提携を進めているというニュースが報じられた。シャープは即座にこの報道を否定したが、9月24日には海外事業のリストラ強化策を明らにし、メインバンクからの3600億円にのぼる追加融資が決まったという報道もあった。

 残念ながらシャープは、それで安泰と言えるような経営状況でないだろう。

 メインバンクの再生シナリオは依然として「鴻海ありき」である。インテルが割って入る余地があるのか、ないのか。

 いずれにしてもシャープはいまだ五里霧中のなかにある。


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