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企業の提携・合併観察スレ
1187
:
とはずがたり
:2012/09/26(水) 22:55:06
【第16回】 2012年9月26日
財部誠一 [経済ジャーナリスト]
「鴻海ありき」に陥ったシャープの危機的な未来
http://diamond.jp/articles/-/25356
「率直に言って、シャープの将来性は厳しい」
シャープとも関連浅からぬ企業のトップがシャープへの思いを赤裸々に語った。
「シャープはこれまで次々に新しいものを生み出すことで食べてきた会社。しかし、それらは皆、長続きしなかった。液晶テレビも太陽光パネルも。莫大な設備投資を前提とするビジネスは、減価償却を終えてからが本番。設備を使いまわし、減価償却の後で利益を出しながら、次の新しい投資をするというサイクルが健全な経営のあり方だ。しかしシャープは、ヒット商品は出すけれど、継続性がないものばかり。先がまるで見えなくなった」
シャープはいったいどうなってしまうのか?
巨額の赤字決算をよぎなくされた今年3月以降の経緯から見て行こう。
シャープが鴻海の支配下に?
不安を駆りたてた資本提携決定後の株価下落
11年度3月期決算で巨額赤字に陥り、台湾企業との資本提携に踏み出したことから、シャープは自力救済不能なほど経営状態が厳しくなった。詳細はともかく、シャープの経営が芳しくないことも、誰もが知るところとなった。そこに現れたのが、いまや世界最大の製造専門メーカーとなった台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業だった。
董事長の郭台銘氏は立志伝を数多く抱える華僑社会のなかでも群を抜いた成功者の1人である。もともとはソニーの下請けから始まり、日本企業が要求するハイレベルな品質基準を満たしながら、中国で大量生産。世界各国のメーカーから生産依頼を受託する製造専門メーカーという新たなビジネスモデルを確立した。いまやアップル製品の6割は鴻海が生産しているとの話もあり、2011年度の売上高は約9兆7000億円、従業員数は約100万人と言われる。
この鴻海が今年3月、シャープとの資本提携を決めた。
最大の動機は、資金繰りの厳しさだった。3月末時点で、シャープは11年度決算で計上する赤字は2800億円としていたが、6月に決算が確定した時には赤字幅が3700億円まで膨れ上がった。さらに悪いことに、4−6月の四半期決算が明らかになると、当初の黒字決算予想が崩れ、12年度も通年で2000億円台の赤字が不可避となった。
当然のことながら株価も急落。鴻海と資本提携した3月末には550円だったシャープ株が、8月末に200円割れまで下落した。
株価が3分の1になってしまった事態を受け、シャープと鴻海との資本提携が暗礁に乗り上げたのは当然だ。資本提携の中身は、鴻海がシャープの発行済み株数の9.9%を取得するというもの。金額にして670億円。
ところが株価は3分の1まで暴落。670億円出資するなら、現在の株価を考慮して、25%前後の株を寄こすのが筋だというのが鴻海サイドの言い分だ。カネを出す側の論理としては当然だ。
一方、シャープにとっては資本提携の意味そのものが変わってしまう。そもそも9.9%という出資比率は、解散請求権が発生する10%をギリギリ回避する数字だった。ところが株価暴落のせいで、予定されていた出資金額670億円を現在の株価で換算すると出資比率が20%を優に超え、シャープの経営への影響力が俄然高まる。さりとて、9.9%の比率に拘ると、出資金額が200億円程度になってしまい、予定していた資本が不足してしまう。
当然の帰結として、シャープと鴻海との間で資本提携の「見直し」が始まった。8月下旬、鴻海の郭台銘董事長が来日するに及び、メディアが騒ぎだした。
「鴻海はシャープに支配されてしまうのか?」
「そうなれば技術はダダ漏れだ」
そんな心配にさらに拍車をかけたのが、来日後の郭董事長の記者会見ドタキャン事件だった。
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