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企業の提携・合併観察スレ

1109チバQ:2011/12/01(木) 23:10:03
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000001112010003

下請け 来年メド立たず
2011年12月01日





県庁食堂から見える三洋CEの工場(鳥取市南吉方3丁目)。家電などを製造していたが、来年1月以降、閉鎖が決まっている=県庁第2庁舎

◆屋台骨崩れ「売り上げゼロ」


 三洋電機コンシューマエレクトロニクス(三洋CE、鳥取市)と子会社の大幅な事業縮小が、県東部の下請け中小企業に影響を与えている。パナソニックになっても変わらずに取引できるのかは不透明で、今後の見通しを立てられずにいる企業も多い。


 鳥取市内の工業団地。古びた金属加工工場にプレス作業の音が響く。三洋CEの子会社、テガ三洋の家電製品の部品を手がける60代の男性社長は「仕事は徐々に減っているが、今後どうなるのか、何の説明もない。来年のめどもつけられない。とにかく今後の見通しが知りたい」と話す。最盛期は残業もしたが、ここ数年はない。同社は、6社の下請けをしているが、元をたどれば全部三洋関連の企業だ。「屋台骨が崩れればここはダメになる。場合によっては、廃業もありうる」


 鳥取市内の別の事業所。塗装業を営む60代の社長は、売り上げ実績に「0」が並ぶ月ごとの売上表をにらむ。三洋CEとテガ三洋から受注する仕事だ。これまで約20年間、コストをおさえ、大阪や東京の業者と競争し、炊飯器やドライヤー、アイロンなどの塗装を手がけてきた。昨夏から徐々に仕事は減り、今春から取引はゼロに。社員2人分の仕事がなくなった。年間約1千万円の売り上げ減少になるという。この業者も「今後、三洋CEがどういう方向に向かうのか、我々は全くわからない。また何か商品開発されるのか、取引先にもある程度示してほしい」。


 取引先以外にも影響は広がる。鳥取市内のタクシー運転手の男性(56)。「三洋の元気がなくなると、タクシーも動かない」と肩を落とす。


 鳥取商工会議所の坂出徹専務理事は「三洋CEは裾野の広い企業。県東部の中小企業にとって今回の再編の影響は計り知れない」と頭を痛める。


 鳥取商工会議所が、県内の企業318社に調査したところ、33社(回答率10・3%)が回答。直接的・間接的に影響があるとした企業は28社で、影響金額は計約6億6350万円にのぼる。


「検品の仕事がなくなり製造部門を廃業した」(電子部品製造業)、「部材の購入がパナソニックになるため売り上げが激減する」(電気機械器具卸売業)、「お客様に三洋CE社員が多い」(酒小売業)などの声があがった。


 三洋CEの売り上げは1千億円以上だ。2008年にシンクタンクの「とっとり総研」が試算したところ、三洋CEの売上高が100億円減少すると、商業や運輸など関連産業を含め、県の経済にとって120億円程度のマイナスになり、約500人の雇用に影響を与えるという。(才本淳子)

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