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企業の提携・合併観察スレ

1103荷主研究者:2011/11/23(水) 16:27:25

http://www.sankeibiz.jp/business/news/111029/bsb1110290500000-n1.htm
2011.10.29 05:00 Fuji Sankei Business i.
液晶TV大型化 吉か凶か 各社収益悪化で加速 国内需要不透明

 シャープやソニーなど電機各社が液晶テレビの大型化を加速させている。価格下落と需要の頭打ちでテレビ事業は収益が悪化しており、大型サイズの比重を高めて利益確保を狙う。ただ、販売が拡大している海外に比べ、住宅が手狭な国内では普及が難しい面もあり、昨年投入した3D(3次元)テレビも伸び悩む中、高付加価値戦略が功を奏するかどうかは不透明だ。

 「70型、80型とも引き合いは強い。世界中で『大型テレビのシャープ』としてブランドを確立したい」

 大阪市内で27日、中間決算の発表に臨んだ片山幹雄社長は、方針転換の成功に自信を示した。片山社長は液晶事業の構造改革に乗りだし、「赤字にしかならない40インチ以下の市場では戦わない」と6月に宣言。需要が見込める中国、米国で超大型テレビを先行して発売してきた。

 国内でも9月下旬に70型の液晶テレビを投入。液晶パネルが横153.9センチ、縦86.6センチと32型の約4倍で、市場想定価格は80万円前後もするが、「テレビ売り場で注目を集め、60型の販売にも好影響を与えている」(シャープの担当者)という。

 10月初めには世界最大となる80型の液晶テレビを米国で発売。市場想定価格は約5500ドル(約42万円)だが、米国では内蔵プロジェクターで画像を投影するリアプロジェクションテレビが普及し、大画面で楽しむ習慣が根付いており、買い替え需要が見込めると判断した。

 安達俊雄副社長は「第2四半期(7〜9月期)に北米のテレビ事業の売上高は前年比50%超の伸びだった」といい、もくろみは早くも実を結んだ形だ。

 ソニーも65型液晶テレビを11月に国内で発売する。2007年に国内で初めて売り出した70型テレビは販売不振に終わったが、「サイズが大きくなるほど効果を発揮する高画質の映像に没入する感覚を楽しんでほしい」と説明。さらなる大型化も「需要と価格のバランスがとれれば検討していく」と前向きだ。

 ただ、国内での需要拡大には壁も少なくない。「ディスプレーの薄型化が進んでも、ほとんどの家庭には大きすぎる」(電機担当のアナリスト)という課題の解決は、住宅事情と絡み合うだけに簡単にはいかない。

 家電エコポイント制度や地上デジタル化の特需が消え去った家電量販店では、40型台も4万円台の「たたき売り」となっており、超大型サイズも値崩れの懸念が残る。実際、ポイント還元の値引き分を含め、シャープの70型テレビを50万円台半ばで扱っている量販店も出てきた。

 韓国のサムスン電子やLG電子は70型以上を製品化せず、参入を見送っている。世界的な需要拡大を懐疑的にとらえているとみられ、超大型テレビの先行きは楽観できないのが実情だ。(古川有希)


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