したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

選挙・議員関連情報スレ

3985名無しさん:2015/11/10(火) 20:52:52
>>3984

協力しながら諜報活動?
 都内で開催する政治資金パーティーやセミナーは、当日の会場準備や受付で人手が足りないこともあるので、日頃から付き合いのある他の事務所の秘書や政党職員に応援を求めます。ギブアンドテイクの世界なので、要請を受けた事務室は特に予定がなければ、手が空いている秘書全員を投入し応援します。

 パーティーの規模は「力のバロメーター」でもあるので、応援に来た秘書や政党職員は人数や参加者の内訳、挨拶内容、雰囲気などをチェックし、後で議員や上司に報告する偵察部隊の役割も果たしています。

 党や会派の要請を受け、または付き合いのある国会・地方の議員が選挙戦に入ると、議員は秘書を応援に派遣します。時には遠方に1カ月以上派遣される秘書もいます。めでたく当選したあかつきには、双方とも口には出しませんが、大きな貸しが議員間で生じます。ギブアンドテイク、貸し借りの世界なのです。政略的に貸し借りをうまく使い分けて有力な議員との関係性を築くことが、議員の発言力を高めることにつながります。

地元は逆に忙しくなる?
 議員会館とは対照的に、地元の事務所は会期中よりも閉会中の方が忙しくなることがあります。会期中、国会議員は一般に「金帰火来」と呼ばれる行動パターンを取ります。金曜の夜に選挙区に帰り、週末に地元で政治活動をして火曜に東京に戻ることで、地元秘書は平日よりも週末が忙しくなります。

 同じように、会期中よりも閉会中の方が議員は地元に長居できるので、地元事務所の「繁忙期」となります。議員が腰を据えて地元回りができる貴重なタイミングでもあり、前もって後援会有力者の日程を調整して国政報告会やミニ集会、パーティーを企画し準備に追われます。

 国政報告会などの案内ハガキやチラシ、国政報告レポートを折ったり封入したりする作業も必要です。後援会の規模にもよりますが、有力な議員事務所だと支持者や学生を何人もボランティアやインターンで招き、人海戦術を駆使して単純作業を回します。議員事務所によっては、議員会館を閉じている間、議員と共に東京のスタッフも地元入りして、後援会活動や挨拶まわりに精を出します。

<フリーライター 上村吉弘>


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板