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選挙・議員関連情報スレ

3088名無しさん:2009/12/15(火) 20:40:55
>>3087

◎老 練 自民・大島 理森氏/「堅忍不抜」胸に刻む

 「公正なルールと寛容の姿勢を失った民主主義は独裁と独善に陥る。一言で言えば鳩山隠し、小沢隠しの国会だった」
 臨時国会が閉会した4日の定例会見。自民党の大島理森幹事長の政権批判は最高潮に達した。

 「国会は野党の主戦場」が持論。戦う場がなくなれば耳目は政府与党に集まり、野党の見せ場が減る。そんな焦りからか国会終盤の舌鋒(ぜっぽう)は鋭く、11月30日の会見では「民主党は政権の体をなしていない」とバッサリ。1日には、鳩山首相の献金問題について「鳩山家の子ども手当てだ。『仕分け』が必要だ」と切り捨てた。

 「私と抱き合い心中するつもりで来てくれ」と谷垣禎一総裁から口説かれ9月29日、大島氏は野党・自民党のナンバー2に就いた。

 早速、総裁直属の「政権構想会議」を設置し、幹事長機能を強化するなど党組織改革に取り組んだ。来夏の参院選を党再生の試金石と位置づけ、週末は谷垣氏と地方回りを続ける。地方の反応は日に日に良くなっているとの感触を得ており、「ピンチをチャンスに変えたい」と前向きな言葉が口をつく。

 官房副長官、文相、農相を歴任し、森、小泉、安倍、福田、麻生の5政権で国会対策委員長を務めた。国対委員長在任1430日は歴代最長。「堅忍不抜(我慢強く耐え志を変えぬこと)」と自らしたため、委員長室に掲げた。「ねじれ国会」は忍耐と老練さで乗り切った。「我慢強い東北人気質はナンバー2向き。ヤマセが吹く南部出身だけに忍耐力はある」

 ネクタイの色は、闘争心を示す国対時代の赤から、より暖色系の黄色が多くなった。周辺は「国対はプロの政治家が相手だが、幹事長はさまざまな分野の人に会う。軟らかな印象を意識している」と見ている。

 最大の課題は党の再生。前回下野したときは細川護煕首相(当時)の金銭疑惑を追及し退陣に追い込み、天敵だった社会党と連立して与党に返り咲いたが、こんな「奇策」は何度も通じるものでない。

 理念の面では、国のビジョンと保守政党としての結集軸を示すことが最大の課題。実務の面では、巨額の借金を抱える党財政を切り盛りしながら、参院選の候補者調整、衆院選落選組のケアなど難題が待ち受ける。

 「野党が求心力を保って結束していくのが簡単でないことは十分承知している」が、南部魂に裏打ちされた「堅忍不抜」を再度、胸に刻み、反転攻勢の戦略を練る。


◎堅実 公明・井上義久氏/地域との対話重ねる

 臨時国会最終日となった4日。国会内で定例記者会見に臨んだ公明党の井上義久幹事長は不満の色を隠さなかった。
 「強引に国会運営が行われたことは誠に遺憾だ」「党首討論もなく、鳩山首相の“献金疑惑隠し”と言われてもやむを得ない」

 臨時国会は、終始与党ペースで進められた。井上氏の言葉には、野党に転じた「歯がゆさ」がにじんでいた。

 衆院選で公明党は太田昭宏代表(当時)をはじめ、小選挙区候補8人が全員落選する大敗を喫した。「政権交代のうねりの中に党が埋没した」と山口那津男代表は総括。自民党と連立を組んだ10年間、「補完勢力」となって存在感を思うように発揮できなかったことも敗因と分析している。

 「まずは『大衆とともに』という立党精神に立ち返ることが必要」と井上氏。山口氏とともに地方を地道に歩き、地域住民の声にじっくりと耳を傾けることから党再生の一歩を踏み出した。福祉や教育、平和の重視を盛り込んだ「山口ビジョン」も策定し、今後の政策の柱に据えた。

 3日には全国農業会議所から農業振興の要望を受け、井上氏は「わが党は農業を本当に大事な産業だと考えている」と力説。細かな目配りをする姿勢を強調した。

 来年夏の参院選では選挙区2、比例代表8の計10議席の獲得を目指す。「巻き返しの機運は高まっている」と井上氏。年末年始も精力的に全国を回り、支持拡大に努める構えだ。



2009年12月15日火曜日


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