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選挙・議員関連情報スレ

2987名無しさん:2009/09/14(月) 20:30:54
>>2986
アニメ鑑賞で気になったこと

 最後に、鳩山さんに関して気になったことをもう一つ。鳩山さんは9日夜、都内の映画館で幸(みゆき)夫人とともにアニメ映画「サマーウォーズ」を鑑賞しました。映画のテーマは「絆(きずな)」や「友愛」だそうです。鳩山さんが「友愛」を政治理念に掲げていることから、同党の参院議員、松井孝治さんが鑑賞を勧めていたということです。社民、国民新との連立協議がまとまった後だけにホッとしたのか、鑑賞後、「一番大事なことは人間の絆だね」と上機嫌に感想を語っておりました。

 で、気になったのは、鳩山さんら民主党のセンセイ方が「国立漫画喫茶」だとして「国立メディア芸術総合センター(仮称)」の建設に反対していたにもかかわらず、建設候補地の東京・台場の映画館にアニメを見に行った・・・ことではありません。

 鑑賞を勧めた松井さんが、日本の過去を「植民地支配と侵略」の歴史とし「痛切な反省」と「心からのお詫(わ)び」を表明した「村山談話」原案の起草者だったからです。村山談話がどれだけ日本外交の手足を縛り、後生に禍根を残したかは別の機会で改めてお話ししたいと思います。

 もともと通産官僚だった松井さんは、内閣副参事官として首相官邸に出向していた際、村山談話の原案を起草しました。私は村山談話について松井さんに取材したことがあるのですが、「政策的に思い切ったアイデアを企画する場合、官邸スタッフが『少数ならでは』の思わぬ効果を上げる場合がある」と語り、「首相側近の大物官僚が村山さんの意向をくみとり、週末に親しい学者と相談して書き上げた」とごく少数の官邸スタッフが携わり、極秘裏に案文づくりが進んだことを認めておりました。

 大物官僚とは、当時、内閣外政審議室長(現・内閣官房副長官補)で、後に駐中国大使となった谷野作太郎さんのことです。

 谷野さんは、私の取材に対し「(アジア諸国の人々に対し多大の損害と苦痛を与えたという)歴史の基本的ラインを曲げてはいけない、開き直ってはいけないと思った」と証言してくださいました。ただし、中国や韓国が「謝罪が十分ではない」と批判していることについては、「謝罪は十分したし、卑屈になる必要はない」とも語っておりました。

 この谷野さんについて松井さんはこう振り返っておりました。

 「自分が起草した文章が谷野さんに直されてガラリと変わったんです。賛否両論はありますが、『国策を誤り』などという表現は胆力がなければ書けないし、味も素っ気もない“官庁文学”では作成し得ない出来栄えだと思います」

 どこがどう、ガラリと変わったのかは、松井さんの話からある程度、類推できるのですが、私と180度違って、村山談話を肯定的にとらえているのだろうなという印象を受けました。そういう方なので、アニメ映画の話には過ぎませんが、鳩山さんに影響力があることを思うとき、どうしても村山談話が頭をよぎってしまうのでした。(佐々木類)


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