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選挙・議員関連情報スレ

1298とはずがたり:2003/10/23(木) 16:50
>>1297香川県の記事の続き>

◇耐える経営者

 高松市のある土木業者は昨年度、県や市発注の公共工事を約3千万円分を受注したものの、1千万円の赤字に泣いた。「減り続ける工事を奪い合うため、値引き競争が激しい。転職もできないし、赤字の仕事でも取るしかない」。経営者は従業員2人と耐え続ける。

 県知事が許可した建設業者数は4595(03年3月末時点)。ピークだった00年3月末の4950に比べて355減った。

 ほとんどが中小零細業者。県建設業協会会長の森田紘一・合田工務店社長は「公共事業の削減で最も痛みを伴うのは零細業者」と話す。仕事の減少を埋めようと、大手・中堅業者が小規模の工事まで取り込むようになったからだ。

 総工費400億円と、県内では最大級の公共工事である高松港・サンポート地区のシンボルタワー工事をめぐっても、嘆きの声が聞こえてくる。「元請けは大手ゼネコンで、下請けは県外業者が多い」と県内の業者は言う。

 小泉首相は公共事業の削減を打ち出し、03年度と04年度は前年比3%減らすとしている。

 同協会は9月の自民党総裁選で、小泉不支持を決めた。それでも、総選挙では自民を支持する。「公共事業を3割減らすという民主に入れるわけにはいかない」(森田氏)からだ。

◇局長の心に影

 そして、ある特定郵便局長の話。自民の立候補予定者から「後援会名簿を」と依頼を受けた。しかし、自分の名前を名簿に書かず、妻に名簿集めを任せた。

 全国特定郵便局長会は、自民党最大の集票組織といわれる。しかし、01年の参院選で近畿の特定郵便局長ら16人が、比例区に出た元郵政官僚の票集めをし、公職選挙法違反(公務員の地位利用)で逮捕された。

 そして小泉首相は07年の郵政民営化をうたう。

 「下手に動くと懲戒免職で退職金が吹っ飛ぶ。『郵政を守る』という候補の応援はしたいが」。選挙を前に局長の心から「影」が消えない。

     ◇

 総選挙が28日に公示される。問われるのは、小泉改革の是非だ。県内にその現場を見た。

 (10/22)


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